…というのが、事前にメンバーに伝えられた企画内容。実は…本人たちには内緒で、イベント後の「ガチ私服」を抜き打ちチェックするのが、もうひとつの目的だったのだ!
写真を拡大 木本花音〈KANON KIMOTO〉 1997年8月11日生まれ、愛知県出身。
今日の「ガチ私服」は、SKE48内でも女子力高めと噂の、木本花音さん!
「ガチ私服だから、ちょっと優しめに見ていただけるとありがたいです(笑)と
語る彼女。果たしてそのファッションセンスはいかに!?
【木本さんにファッションQuestion!】
Q.今日のファッションのポイントは?
A.今年20歳になるので、今までより落ち着いた雰囲気で、でも暗くなりすぎないようにしてみました! 普段、あんまりグリーンは着ないんですけど、このワンピースの色は大人っぽくて気に入っています♡
Q.今日の私服、自分で採点するとしたら100点満点で何点?
A.65点かな?
Q.普段あなたの私服を見たときのメンバーの反応は?
A.さっき北川綾巴ちゃんが「帽子かわいい!」って褒めてくれました! たまにメンバーから褒めてもらえるとうれしいです!
Q.メンバーで一番私服がおしゃれだと思うのは誰?
A.後藤楽々ちゃん。今の流行りっていうよりは、自分に似合う服を着ているので。
さて、そんな木本さんのファッション、プロの評価はいかに!?
【木本さんの私服を人気セレクトショップ
「BEAMS」さんと一緒にファッションチェック!】
編集 SKE48の「ガチ私服」抜き打ちチェック、今回は再び男性目線に戻って…ということで、前田さん、よろしくおねがいします!
前田 前田です。よろしくおねがいします。普段コメントさせていただくのはメンズファッションが多いので、何だか新鮮で楽しみです。
編集 早速ですが、今回の木本さん、SLYやエゴイスト、ヴィヴィアンなど、好きなブランドの傾向がしっかり固まっている印象でした。
前田 そうですね。自分なりのスタイルが確立されていますね。ご本人もおっしゃっていますが、モノトーンなヒョウ柄の帽子。これがシックな着こなしの中で、良いアクセントになっていると思います。
編集 おっ、木本さんの狙いは見事的中しているわけですね!
前田 20歳で大人っぽく…ということですけど、そういうスタイルへの移行時期って、なかなか加減が難しいというか。やりすぎて全体のトーンが暗くなりすぎちゃったり、落ち着いた色合いを選んで単に地味なだけになっちゃったり。
編集 ああー、経験あります(汗)。
前田 でも木本さんは、ここでヒョウ柄というある意味大人っぽさとは対極になるかもしれないアイテムを、自分なりの工夫で違和感なくなじませている。このアプローチは良かったと思いますね。大人っぽい、けどかわいいという。
編集 全体的にシックだけど、遊び心は忘れないというか。
前田 はい。あとは足元をブーツにしたのも、大人っぽさを演出するのに効果的でしたね。細かいところまで、しっかり気を配れているのが良いですね。
【木本さんの「ガチ私服」を☆5つで評価!】
<色使い> ★★★★☆
<統一感> ★★★★☆
<モテ度> ★★★★☆
<個性度> ★★★☆☆
総合評価は・・・★★★★☆(星4つ!)
小物の使い方、大人っぽさを狙ったシックな色使いなど、バランス良く得点を重ねたコーデ。
――いろんな思い出がこの4年半、前回のアルバムからこの『革命の丘』が出るまで、いろいろとあったと思います。ひとつだけ、この『革命の丘』が出るまでの4年半の間で印象に残っている出来事は?
木本 ひとつだけ!? それは難しい(笑)。……やっぱり大組閣ですかね。48グループ全員での大組閣は、他のグループにとってもだと思うんですけど、SKE48にとってもすごい驚くことがたくさんあったり、いろんなメンバーが移籍して来てくれる分、ずっと一緒に頑張ってきた木﨑ゆりあさんがAKB48に行ってしまったり。私自身、HKT48との兼任が決まったりして、なんか本当に、一気にグループの雰囲気が変わったというか。そこで一回、「あ、48グループが変わったな」っていう感じがしましたね。移籍先のHKT48では、らぶたん(多田愛佳)さんとか指原(莉乃)さんに次いで先輩だったので、初めて後輩だらけの中に入っていくという経験もあって。私、人見知りなので、不安しかなかったんですけど、結果的にHKT48のみんなとも仲良くなることができて、兼任っていうのは私にとってもすごく大きい出来事だったなと思います。
――精神的な成長が、やっぱり大きかった?
木本 はい、初めて先輩という立場でどうしたらいいのか、とか。グループごとにカラーや考え方が全然違うので、そういう各グループの特色を考えながら私がやるべきことを常に考える様になって。そういう意味で視野が広がったというか、「考え方もひとつじゃない」っていうことを学びました。それまでは妹キャラ、と言われてましたけど、この1年半で確実に成長できたんじゃないかなと思います。
――『革命の丘』にはこのSKE48の歴史が詰まってます。思い入れがある曲が沢山あると思いますが、その中で一曲、木本さんが推す曲は何ですか?
木本 『美しい稲妻』ですね。曲調がいいのはもちろん、SKE48の勢いを感じさせる曲なんですよね。メンバー間で愛されている曲なのも納得なんですよね。すごく個人的なんですけど、(木﨑)ゆりあさんとシンメでフロントを担当させていただいた曲でもあるので、すごく思い出のある曲です。
――では、新曲の中から一曲選ぶなら、どれをオススメします?
木本 リード曲の『夏よ、急げ!』、久しぶりにやっとSKE48らしい曲を歌えるって感じで嬉しかったです。 “SKE48らしさ”が詰まった曲ですよね。初めて聴いたとき、ファンの方もすごく好きになってもらえる曲だろうなって思いましたし、その前までシングル曲が『チキンLINE』、『金の愛、銀の愛』と、かっこいいダーク系な曲が続いていたので…「やっと笑顔で歌える!」みたいな(笑)。衣装もずっと黒系だったので、「久々にハッチャケられる!」って思いましたし、、ミュージックビデオもすごくSKE48らしくて、「あぁ、SKE48が詰まってるなぁ!」って歌ってても踊ってても嬉しくなりましたね。
――本当に素晴らしいPVですよね。
木本 楽しいMVですよね。撮影自体は、リハーサルが長くて。
――最後に、今回4年半ぶりということで、待ちに待っているファンの方もいると思います。『革命の丘』手に取ろう、買おうと思う方に、木本さんから何かメッセージを。
木本 まずひと言、「本当にお待たせしました!!」ーーずっと待っていてくれたファンの方にはありがとうの気持ちを込めて、待っていただいた分損はさせないないような内容になってます。SKE48の4年半分が詰まってるということで、メンバーもガラッと変わりましたし、収録曲も新曲から過去作も含めたくさん入ってて、SKE48を知らない方も、私たちのことを知っていただくきっかけになると思いますし、SKE48を知っている方にも「あ、懐かしいな」と思っていただけるような、本当の意味で“アルバム”要素満載な作品になりました。ジャケット写真もSKE48っぽく、「“アイドル戦国時代”を勝ち抜く」というイメージでかっこいい写真になっているので、このアルバムでファンの方と一緒に“アイドル戦国時代”を勝ち抜いていけたらいいなと思います。このジャケット写真の通りSKE48は可愛いだけじゃなくて根性がある子が多いので、その力強さを感じ取ってもらいたいです。