米国大統領選挙の不確実性が大きくなり、ビットコインが3%ほど下落し、7万ドルを割り込んでいる。
1日午前8時20分、グローバルコイン相場中継サイトであるコインマーケットキャップでビットコインは24時間前より2.71%下落した7万316ドル(約1069万円)を記録した。
この日、ビットコインは最高7万2662ドル(約1104万円)、最低6万9590ドル(約1058万円)の間で取引されている。一時7万台が崩壊した。
これは一旦、米国大統領選挙の不確実性が高まっているためと分析される。
暗号資産(仮想通貨)ベースの世界最大の賭けサイトである「ポリマーケット」でトランプ当選確率が67%から61%に下がったのに対し、相手候補のカマラ・ハリスは33%から39%に上がるなど、大統領選挙の不確実性が高まっている。
それだけでなく、前日ビットコインが7万3000ドル(約1109万円)を突破するなど過去最高値に近づくと、利益確定売りも出てきているようだ。
ビットコインが下落すると、他のコインもすべて下落している。時価総額2位のイーサリアムは5.15%、時価総額5位のソラナは3.57%それぞれ下落している。