マイケル・セイラーの戦略、ビットコインの上昇に伴い時価総額が過去最高値を記録

ビットコインが史上最高値付近に留まる中、マイケル・セイラー(Michael Saylor)が率いるストラテジー(Strategy、MSTR)が16日(現地時間)、取引終了基準で史上最高の時価総額を記録した。

セイラーはこの日、自身のXアカウントを通じて「MSTRが史上最高の時価総額で終了した」と直接明らかにした。


今回の記録は、ストラテジーの株価が過去1ヶ月間に21.52%上昇したことによる結果だ。グーグルファイナンスによると、この日の終値は455.90ドルだった。 同じ期間、ビットコイン(BTC)の価格は約10%上昇し、先月14日には12万2884ドルまで急騰し、その後、多少調整されて現在は11万8413ドル線で取引されている。

オプショントレーダーのショーン・トレーズ(Sean Trades)は16日の投稿で「MSTRは史上最高値に向けた次の上昇区間に入っている」と分析した。ただし、MSTRの株価はまだ2021年11月20日に記録した最高値543ドルより19%低い水準にある。ストラテジーは、ビットコインを購入するための資金を確保するために継続的に新株を発行している。

ストラテジーは現在、11日連続でS&P500指数への組み入れ要件を満たしている。ストライブファンド(Strive Funds)のビットコイン戦略副社長ジェフ・ウォルトン(Jeff Walton)は16日、Xポストでこのような事実を言及し、今年5月のフィナンシャルタイムズドキュメンタリー「マイケル・セイラーの400億ドルビットコイン賭け」で自分がした予言を再確認した。 彼は当時、「ビットコインを通じた財務能力が強化され、ストラテジーが米国証券市場で最も強力な上場企業に上がるだろう」と展望したことがある。

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