今年11月にツイッターやインスタグラムなどのSNSに一斉に公式アカウントを開設した国民的グループ・嵐。ファンから喜びの声が上がる一方、マイナス面も指摘されており、嵐の“SNS解禁”には賛否両論が飛び交うかたちとなっている。
つい先日更新されたインスタグラムの「ストーリーズ」では、嵐メンバーが思い思いの場所で過ごす様子を編集して公開。ベンチに腰かけた櫻井翔や、小型船の前でポーズを取る大野智に続いて、富士山をバックにした松本潤の姿が写し出された。
松本は帽子を被り眼鏡をかけたスタイル。自撮りのためやや上を見上げつつ微笑みを浮かべており、ファンからは「富士山とツーショット撮ってる松潤可愛い!」「富士山と松潤の姿が眩しすぎる」といった反応が上がった。一方で、ふっくらとした頬と伸び始めた髭も目立っているため、「松潤がオッサン化しててショック」「化粧をしていないと肌の汚さに目が行ってしまう」「オフショットでもアイドルの自覚を持ってほしい」と、厳しい意見も並んだ。
嵐がSNSを解禁した11月3日にはメンバー5人揃っての会見を開き、嵐を“より身近に”感じてほしいとアピール。しかし、ファンのなかには、「これまで築き上げたイメージが崩れる」と危惧する人も多い。12月2日放送の『三宅健のラヂオ』(bayfm)では、V6・三宅健が嵐のSNS解禁に言及し、「なかには手の届かない存在でいてほしかったのに、身近になりすぎちゃってイヤだっていう人もいるのかもしれない」と指摘している。
たとえば「クールなイメージを壊さないでほしい」と指摘されたのは、11月26日に誕生日を迎えた大野智だ。嵐の公式ツイッターでは大野のソロダンス映像とともに祝福ツイートを投稿したが、インスタグラムのストーリーズでは画像加工でウサギの耳と口をプラスした大野の姿を公開。「普段とのギャップがたまらない」といった好反応だけでなく、「キャピキャピはしゃぐ大野くんは見たくなかった」などのクレームも見られる。
批判もあるとはいえ、“より身近に”という嵐の思いを好意的に受け止めるファンは多い。
メリット・デメリットの議論を呼び起こした嵐のSNS。それだけ多くのファンに愛されているという何よりの証拠ではないだろうか。
(文=編集部)