YouTubeチャンネル『宮迫ですッ!』を開設以降、テレビからインターネットに活動の場を移している宮迫博之(雨上がり決死隊)。チャンネル登録数は59万人を超えるなど、順調に結果を出しているようだ。
「人気ユーチューバーのヒカルやレぺゼン地球のDJ社長、堀江貴文氏らとの共演が話題を呼び、11日にはついに宮迫の妻が電話出演。かねてから“鬼嫁”と噂だったものの、これまでメディアに露出したことがない妻を引っ張り出し、まさに“家族総出”でYouTubeにかけている様子がうかがえます」(スポーツ紙記者)
一方、この復活劇に対する芸能界や世間からの風当たりは、ますます強まっている。
「自身の個人事務所に宮迫を所属させ、激励パーティーまで開いてあげた明石家さんまも、宮迫のYouTubeデビューについてはいい顔をしていません。もともと“ネットは天敵”と公言していたし、復帰の場として舞台を考えていましたからね。ほかにも松本人志や岡村隆史などもメディアで苦言を呈しています。一般の人々からも批判的な声が多く、同じ芸人で『エガちゃんねる』でYouTubeデビューした江頭2:50が芸人最速でチャンネル登録数100万人を突破したのとは対照的です」(同)
そんな宮迫は、強かな計算の上である“成功者”を頼っていたようだ。
「宮迫は同じ吉本の芸人としては後輩にあたる、“カジサック”こと梶原雄太(キングコング)を頼ったということです。梶原といえば、テレビタレントとして低迷して以降、カジサックとしてユーチューバーに転身。現在は自身のチャンネル登録者数が170万人に上るなど成功を収めています。収入面でも年収は1億円を超えるレベルと、キングコングが一番人気のあった時代より稼いでいるといわれていますからね」(業界関係者)
闇営業問題で所属していた吉本興業幹部を“敵に回した”宮迫にとって、ネットの世界のほうが生きていけると踏んだようだ。
「吉本の岡本昭彦社長以下幹部に頭を下げて小さな仕事をもらうより、カジサックのようにユーチューバーとしてやっていくほうが“実入りがいい”と宮迫が考えたと思います。ネットはどんなに批判を浴びても再生回数を稼げば収入につながりますからね。
“フルボッコ”ながらも成功を収めているようだ。
(文=編集部)