広島東洋カープの菊池涼介選手が3月6日付で東京簡裁に調停申立書を提出したと報じられている。
騒動を報じた「週刊朝日」によると、菊池は元交際相手の女性Aさんから弁護士を通して8000万円の慰謝料を請求され、菊池も弁護士を立てたが話し合いが平行線をたどったため、調停を申し立てたという。
菊池は、極めて広い守備範囲と鉄壁なフィールディングで、日本を代表する守備の名手といわれている。2013年から19年まで7年連続でゴールデングラブ賞を獲得したほか、日本代表として国際大会でも活躍している。昨シーズン終了後に、米メジャーリーグ挑戦を表明したが獲得に名乗りを上げるチームは現れず、カープに残留することになった。
また、昨年9月に“極秘結婚”していたことが明らかになった。野球選手の取材を行うスポーツ紙記者は、こう語る。
「菊池は、プロ野球選手きってのモテ男です。地元テレビ局のアナウンサーである浅田真由や大重麻衣との熱愛が噂にあがったこともありますし、合コンなどの目撃情報もたびたびあります。今回、慰謝料を請求された相手も、菊池にとっては複数いる“セフレ”のひとりでしかないようです。そんななか、キャビンアテンダントの現奥さんの妊娠が判明し、急いで結婚、セフレたちとの関係を清算したつもりが、そのうちのひとりであるAさんから慰謝料を請求されたということのようです」
菊池は、「週刊朝日」の記事によると、知人からAさんを紹介されると「軽く付き合えるならお願いします」と返事をして付き合い始めたとある。カープに限らないが、プロ野球選手には、セフレがいる人は少なくない。実際、その「知人」について菊池は「私以外のカープ選手とも親しく、真剣な交際ではないとの意味はよくわかっていると思って頼んだ」と明かしており、暗にカープ内で女性関係が乱れている様子をほのめかしている。その後のAさんとのやり取りについても、「Aさんには恋愛感情はなく、私から一方的に〇日に東京だけどという感じでSNSのメッセージを送信したりしていました」と、体の関係だけであったと告白している。
結婚してAさんと疎遠になった菊池だが、結婚を知ったAさんから電話を受け「会って話をしたい」と求められたが、多忙を理由に会わなかった。その後、しばらくして弁護士を通して慰謝料の請求を受けたという。
菊池側は、Aさんとの関係は独身時代のもので恋愛関係ではないと主張。だが、Aさんは結婚が前提の関係で、しかも入籍後も結婚を隠して2度もAさんをホテルに呼びだして肉体関係を持ったと、両者の主張は真っ向から対立している。
昨年4位に終わったカープにとって菊池の活躍は不可欠。菊池の妻は4月に出産予定とされている。さらに新型コロナウイルスの影響でシーズンの開幕が延びるなど、向き合わなくてはならない問題が重なっている。そんななかで噴出した法廷闘争。今シーズン、菊池は野球に集中することができるのだろうか。
(文=編集部)