元グラビアアイドルで、現在は女優として活躍中の小池栄子。男前かつ裏表のない性格で業界関係者も「悪い噂を聞いたことがない」というが、そんな彼女の“アキレス腱”と言われているのが、元格闘家・プロレスラーの夫、坂田亘の存在だ。



 そんな坂田・小池のスキャンダルを報じたのが、9日に発売された「週刊新潮」(新潮社)。記事によると、小池が前事務所「ドリームキャブ」から未払精算金約1,200万円の支払いを求められていたというもの。被告は小池と現在の個人事務所「e-PRODUCTION」代表を務める坂田だ。

「この未払金は前事務所が小池に取ってきた仕事のうち、所属していた3年間のCM出演料を除く仕事の稼ぎの平均に約30%をかけた金額だと言います。前事務所は未払い分のギャラを受け取る権利があるということで、現在小池が所属する事務所代表である坂田と話し合いを進めてきたのですが、あとになって坂田が『払えない』とごねてしまった。その結果『ドリームキャブ』は訴訟に踏み切ったそうです」(芸能事務所関係者)

 これに対し、坂田本人は「弁護士と相談した結果、払う理由がない。
理解に苦しむ」と話しているという。

 グラビアアイドルから女優に比重を移してから、数々のヒット作や話題作に出演し、さまざまな賞も受賞してきた小池。今年4月に放送された連続テレビドラマ『母になる』(日本テレビ系)、現在放送中の『下北沢ダイハード』(テレビ東京ほか)にも出演中で、演技力の評価が高いだけに余計なスキャンダルは痛いところだが、ここでも顔を出すのが冒頭通り、夫の坂田だ。

「ここ最近、能年玲奈や清水富美加など、所属事務所と独立にまつわるトラブルが頻発しているだけに、詳しい内情次第では小池サイドの言い分が正しい可能性もあります。ですが、どうしてもあの坂田が交渉ごとにかかわっているということで不安な面は拭えません。これまでもジムや飲食店を経営するもことごとく失敗し、借入金をめぐって裁判沙汰になったこともあります」(前出・芸能事務所関係者)

 それでも夫の坂田を見限ることなく働き続ける小池。
昨年大みそかの格闘技イベント『RIZIN』で引退試合を飾ることができたのも、小池が酒の席で高田延彦に懇願して実現させたものだったとか。別の芸能事務所関係者はこう語る。

「小池の芸能界での今後は坂田次第、ということになるでしょうね。不倫などで揉める芸能人夫婦は多いですが、坂田・小池夫妻の場合はよっぽどのことがない限り離婚することはないでしょう。しかし、仕事にかかわってくるようだと話は別。今後、小池がドラマやCMで活躍しようとも、坂田が前面に出ることで彼女に仕事が来なくなる可能性も出てきます。


 というのも、とにかく坂田は小池の仕事に対し、口を出してくることで有名なんです。小池の“育ての親”である野田義治氏も『坂田がすぐ出てくるからまいるよ』とこぼしていたほどですから。これから妻のさらなるキャリアアップを望むのであれば、坂田は私生活のサポートだけに徹したほうがいいと思いますね」 

 夫の“小池ファースト”も結構だが、やり過ぎはほどほどに……。
(文=編集部)