27日、「活動休止」を発表後に都内で会見を開いたアイドルグループ・嵐の5人。
リーダーである大野智が4人を集めて「気持ちを打ち明けた」「自分の嵐としての活動を一旦終えたい。
結果としては、大野の気持ちに4人が寄り添ったという形だ。他メンバーが「4人でも6人でも嵐ではない」と決断し、5人での活動を大切にしているというのは伝わってはきた。
「5人がそれぞれ笑顔を見せながらの会見でしたね。暗くもなく、むしろ明るい和やかな雰囲気を感じました。さすがに休止の発端を作った大野さんは沈んだような表情でしたが......。
まあ、ここ数年のジャニーズ事務所の会見や釈明といえば、SMAPの『公開処刑謝罪』や山口達也の書類送検の記者会見など、とにかく暗いものばかりが目立っていましたからね。今回の嵐の会見で、ポジティブなイメージを植え付けたいジャニーズ事務所の思惑も感じられました」(記者)
確かに、思った以上に明るい雰囲気ではあった。SMAP解散時にあったような悲壮感はまるでない。
大野が求める「自由に生活がしたい」という点に関しては「(具体的には)何がというのはまだ。3年前くらいからそういう気持ちが芽生えて、強くなっていったのが現状」としている。
今回の活動休止の中心ともいえる大野だけに注目度は急上昇。ただ、それだけにいろいろと過去の話題も出ている。
「10年ほど前、週刊誌に『大麻吸引疑惑』が報じられましたね。虚ろな目をして女性とくっついている写真の衝撃度はあまりに大きかったです。その後ジャニーズ事務所が『事実無根』と厳重抗議したともいわれています。
ちょうど最近、世界で『大麻合法化』の話がよく出ていますし、先月にはカナダでも合法化されました。当時の衝撃度から『海外移住するんじゃないだろうな』なんてふざけた声まで出ていますよ」(同)
芸能界トップレベルの注目度を誇る嵐の活動休止。その最大要因となった大野だけに、どうしても古い疑惑も蒸し返されてしまうようだ。