光GENJIの元メンバー・大沢樹生と元女優・喜多嶋舞の長男が、同棲相手の女性に暴行したとして逮捕されたと報じられ、話題になっている。とはいえ、大沢と長男は父子関係が否定されており、今回の報道で大沢に同情の声も上がっているようだ。
詳細を報じた「週刊朝日」(朝日新聞出版)によると、長男は約1年前から被害女性と交際。女性の親族による証言も掲載され、これまでにも何度か暴行があったとしている。今回の逮捕容疑は1月25日夜に発生した暴行で、長男がマンションの玄関先で女性を殴打。女性は部屋に連れ込まれて首を締められ、命の危険を感じたため被害届の提出に至ったという。
大沢・喜多嶋元夫妻の長男といえば思い出されるのは、訴訟にまで発展した、親子関係をめぐる騒動だろう。大沢と喜多嶋は、喜多嶋の妊娠が発覚したのちの1996年に結婚したが、2005年に離婚した。大沢が長男を引き取り米国で暮らしていたが、12年に長男が大沢から暴力を受けたと週刊誌に明かして大きな注目を浴びた。
大沢と長男の親子関係がDNA鑑定によって否定されたのは13年のことで、のちに大沢はDNA鑑定を行った理由について『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で告白。ある人物が喜多嶋に「お前の子どもは俺の子どもだろ」と迫り、それを聞いた大沢が「(鑑定は)避けて通れない」と決断したという。
「離婚後は喜多嶋が長男の親権を持っていましたが、07年の喜多嶋の再婚に伴い大沢へと移りました。大沢がDNA鑑定を行って親子関係を否定したことをめぐって、喜多嶋と長男が反発して訴訟へと発展しましたが、東京家庭裁判所が大沢の実子ではないと認め、大沢が勝訴しました。これにより再び親権は喜多嶋へと戻ったものの、喜多嶋は騒動の影響を考慮して芸能界を引退しています」(芸能記者)
一連の騒動について、芸能界からもコメントが続出。
アメリカで喜多嶋の家族と暮らしていた長男は、日本に帰国して間もなく被害女性と知り合ったという。インターネット上には「この家族は負の連鎖がすごい」といった声や、「実子じゃないんだから大沢樹生の名前を出すのは違う気がする」「『大沢の長男』って出されるのは可哀想」「DNA鑑定と裁判で否定されているんだから、大沢さんはもう関係ないでしょ」と報道を疑問視する声も相次いでいる。
“長男の逮捕”という報道に、大沢と喜多嶋はどのような思いを抱えているのだろうか。
(文=編集部)