ジャニーズ事務所を揺るがしかねない事態が、進行しているようだ――。
「文春オンライン」は6日、人気アイドルグループ・関ジャニ∞の錦戸亮がグループを脱退する意向を固め、さらには所属するジャニーズ事務所の退所に向けた話し合いが進行中だと報じた。
「錦戸といえば、これまで既婚女性との不倫疑惑が“ベッド写真”とともに週刊誌に掲載されたり、女優の新垣結衣との熱愛が報じられ、さらには2014年にジャニーズを退所した赤西仁率いる“赤西会”のメンバーとして夜遊びに励む様子がたびたびキャッチされ、一般人とのトラブルも発覚するなど、スキャンダルが多いことで知られています。今回も『文春』は錦戸の別のスキャンダルを追っていたなかで、“関ジャニ脱退”というスクープをつかんだともみられています」(週刊誌記者)
なぜ錦戸は脱退に傾いたのだろうか。
「関ジャニはメンバー間の仲が良く、不仲がきっかけというわけではありません。単純に錦戸が音楽やバラエティ番組などのアイドル的な仕事が嫌で、俳優の仕事一本でやっていきたいという思いから、脱退を申し出たようです。特に錦戸が仲の良かった渋谷すばるが昨年に事務所の退所を決めたことも、錦戸の決断を後押ししたといわれています。
ジャニーズのなかには生田斗真や風間俊介のように俳優がメインのタレントもおり、錦戸も関ジャニを辞めて彼らと同じような立ち位置で活動を続けたいと申し出たものの、当然ながら事務所としては、関ジャニから中核メンバーの錦戸が抜けられては困るということで、説得を続けていたみたいです」(テレビ局関係者)
●NEWSでも不穏な動き?
そんななかで、別のグループでもただならぬ話が持ち上がっているという。
「渋谷、錦戸とたて続けにメンバーが抜ければ、いくら人気が高い関ジャニといえども、グループ活動の継続は難しくなり、活動休止となる可能性も出てきます。さらに、同じジャニーズのNEWSでも、活動休止の話が浮上しているといわれています。
NEWSといえば昨年以降、手越祐也、加藤シゲアキ、小山慶一郎が未成年女子との飲酒事件を起こし、小山が一時活動休止に追い込まれるなど、不祥事が続いている。そうした影響もあってか、昨年末から今年1月にかけて行われた京セラドーム大阪でのライブもチケット販売が苦戦していたとも報じられるなど、人気の低迷感が強い。小山はNEWSとして音楽番組に出演する以外、地上波ではその姿が見られる機会はほとんどなくなり、小山・加藤コンビと手越の不仲は有名なほどで、グループとして継続していくことが限界にきているようです。
1月に2020年いっぱいでの活動休止を発表した嵐、そして関ジャニは今、事務所にとって稼ぎ頭のツートップ。
もっとも、「錦戸はその態度などが原因で、現場スタッフの間では評判はあまり良くなく、演技への評価も高くないので、俳優一本では厳しい」(テレビ局関係者)との声もあるが、いずれにしても、錦戸の決断が注目される。
(文=編集部)