お笑いコンビ「オードリー」の春日俊彰が18日、結婚発表会見を行った。お相手は交際歴11年におよぶ一般女性のクミさん。
結婚会見は18日の深夜、夜11時30分から約30分間行われたが、スポーツ紙記者はいう。
「翌朝の紙面には間に合いません。結婚の事実やお相手に関する情報をもとに事前に原稿をつくって入稿しますが、記事に反映できないのに深夜の会見には一応行かなければならない。こんな無駄なことはないですよ。しかも、おいしいところは全部、春日のレギュラー番組で一足先に放送してしまうんですから」
また、テレビ局関係者もこの会見に疑問を呈する。
「TBSの番組内で生放送した直後の会見ですから、他局にとっては本当に意味ないです。もちろん会見場もTBS内のスタジオで、番組主導での結婚会見なんて、しなくてもいいんですよ。そこが春日の所属事務所のやり方なんでしょうけれど、マスコミから反感だけ買って無意味ですよね。リポーターは顔に出していませんでしたが、現場の報道陣はまったくお祝いムードではありませんでした」
さらに、会見での春日自身の対応も評判が悪かったようだ。
「会見場で事務所関係者からも春日本人からも、『こんな時間にお呼びたてして、すみません』みたいなあいさつが一切なかったのには驚きました。いろんな事情があって非常識な時間帯での会見になることは、この業界ではよくあることですが、今回はあくまで当人たちとTBSの都合。
もっとも、祝福するムードがない原因は、会見だけにあるわけではないようだ。別のテレビ局関係者は語る。
「そもそも各メディアには“結婚会見”という名目でリリースがされていましたが、実際は番組内でプロポーズが成功したというだけ、まだ入籍もしていないし、新居も挙式の予定も新婚旅行の予定もないと、すべて未定なんです。要は芸能人お得意の“私生活切り売りビジネス”です。会見中に春日本人も『すべて未定なんで。まだいろいろありますから、まだまだ使えるぞ~。次は日本テレビあたりで』と、悪びれる様子なく話していましたが、正直、印象は悪いです。
周囲に気遣いができる石田純一でさえ、私生活をバラエティーで切り売りする場面が多かった頃は、マスコミからはあまりよく言われていませんでしたから、春日サイドの自分勝手なやり方に不満や批判の声が上がるのは当然でしょう」
そんな厳しい声が上がるなか、26日発売の「フライデー」(講談社)は、春日には昨年から複数回にわたり自宅に連れ込んでいる女性がいるとの“浮気”疑惑を報じているが、果たして春日は無事、クミさんとの結婚に至れるのだろうか。
(文=編集部)