平成最後の日となった4月30日に4年ぶりの映画出演決定が報じられるなど、このところ活動再開のニュースが目立つ女・のん。5月14日発売の「女性自身」(光文社)では、その映画『星屑の町』の撮影で奮闘する、のんの姿が報じられた。



 のんといえば能年玲奈の名前で活動していた2013年、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』の主演に抜擢され大ブレイク。しかし、15年に当時の所属事務所レプロエンタテインメントとのトラブルが報じられると、メディア露出が激減。レプロから独立後はそれまでの能年玲奈からのんに改名し、音楽や創作なども含めたアーティスト活動にも力を入れるようになった。

「昨年10月には写真週刊誌『FRIDAY』(講談社)が、のんがレプロを訪れる様子をキャッチしていますが、その情報漏洩に激怒したレプロ側が態度を硬化させたようです。のんは古巣に過去の謝罪をした上で同社への復帰を模索したようですが、どうもその話はなくなったようですね」(芸能事務所関係者)

 そんなのんは、昨年から中国全土で展開されている「肌ラボ(肌研)」(香港メンソレータム社)のPRのイメージモデルに起用されるなど、このところ仕事での復活が目立っている。さらに前出「女性自身」では中国での歌手デビュー説も報じられている。

「まるで覚せい剤逮捕以降、人気の高い中国で活路を見いだした酒井法子のようですが、それには理由があるのです」とは、ある芸能関係者。

「レプロから独立する際に、のんが頼った女性演技指導者が個人事務所の代表と思われていますが、今ののんのバックには強力な“援軍”がついているんです。業界内では大きな力を持つバーニング系といわれるレプロでも、太刀打ちできないグループ。とはいえ、のんが日本の芸能界で仕事をしようとしても、テレビ局などメディアがレプロに忖度する以上、日本のドラマや映画出演は厳しい。それゆえ人気があり、巨大な中国市場で女優として活路を見いだそうとしているんです」

 6月にはミニアルバムが発売されるなど、音楽活動にも力を入れているのんだが――。

「アーティストとしても、これまで以上にカネをかけて超大物プロデューサーを招いて活動していくそうです。
もしかしたら、数年後はアジアをまたにかけて女優、歌手として大ブレイクしているかもしれません」(同)

 のんが古巣を見返す日は来るのだろうか。
(文=編集部)

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