MacBookのシェア回復を目指してAppleが投入を目指す、低価格モデルが思いのほか早く投入される見通しであることが明らかになりました。詳細は以下から。


◆格安MacBook、年内にも発売へ
台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、Appleは2025年第3四半期末までに廉価版MacBookの部品を量産開始するそうです。
これはMacBookの生産が始まることを示唆したもので、2025年末ないし2026年初頭に発売される見込みとのこと。
搭載されるディスプレイは12.9インチで、MacBook Airの13.6インチよりわずかに小さくなるとされています。
「格安MacBook」9万円台で年内発売か、Chromebook対抗で12.9インチの廉価版に

◆iPhoneのプロセッサ転用で低価格化、10万円切りへ
なお、ここで見逃せないのが廉価版MacBookの価格設定。
DigiTimesでは7月初頭に公開されたミンチー・クオの予想を裏付ける形で「599ドル~699ドルの間」としており、同じ599ドルのiPhone 16e(9万9800円)とほぼ同じ価格帯になる見通しです。
iPhone 16 Proなどと同じ「Apple A18 Pro」搭載でコストを引き下げる一方、Apple Intelligenceなどの最新機能を利用できるため、Chromebookなどの低価格ノートに十分対抗できるモデルとなります。
「格安MacBook」9万円台で年内発売か、Chromebook対抗で12.9インチの廉価版に

3nmプロセス製造のプロセッサを採用することで、ある程度の処理能力だけでなく高いエネルギー効率(=十分な電池持ち)も期待できる廉価版MacBook。
文書作成やちょっとした写真および動画編集、そしてゲームなどにおいて十分なパフォーマンスを期待できることから、学生などを中心に高い支持を集めることとなりそうです。

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