あるカップルが順調に交際を続けていたのに、同棲をはじめたとたんにケンカばかり......というのはよく聞く話です。

でも、本当に性格の合わない者同士だったらともかく、そうでない場合には、不毛なケンカは避けたいものです。

そんななか、フランスの健康サイト「Topsante.com」では、カップルが一緒に暮らし始める時にこそ覚えておきたいこととして、「2人の関係を長続きさせる決めごと」について紹介していました。

同棲する時点で、家事をきっちり分担、ルール化

最初は始まったばかりの生活がうれしくて、一緒に何かをしようという思いが強いふたり。

でも、その生活に慣れてくるうちに、彼の仕事が忙しいという理由から、女性が我慢をして家事を一切引き受けるなんてことにも成りかねません。特にキャリア女性にとって、その負担は致命的です。

「Topsante.com」では、こうアドバイスをしています。

一緒に暮らすことになった時点で、「なんとなく」の流れはやめて、家事の分担をしっかり決めること。食器洗い、買い物、料理、掃除、アイロンがけに至るまで、平等に分担できるよう、ルールをフィックスしてしまいます。でなければ、結局女性が全てやることになりかねません。

Topsante.com」翻訳引用

お互いが「ひとり」になれる時間を確保する

始めの頃は、仕事以外の行動は、できれば全てを共にしたいと思うカップルが多いものです。

でも、出会う前まで没頭していた趣味や、好きだったことに費やす時間を犠牲にしてしまうと、自分で選択したはずでも、後々不満を爆発させることになってしまいます。

お互いが趣味に没頭する時間は、今まで通り確保しましょう。また、やりたい習い事があったら、ふたりの時間に躊躇することなく挑戦を。

例えば、相手が柔道を習っている間に、趣味のデッサンを続けるのもよし。

Topsante.com」翻訳引用

趣味を持っていると、人はいつまでも生き生きとしていられるものです。

恋人がいるという生活が始まっても、それは変わりません。自分が充実した時間を過ごすことで、相手への思いやりを持ち続ける心のゆとりも生まれます。

フラットに話し合いをする時間を意識する

お互いに思っていることを話さずにいると、フラストレーションが溜まり、突発的な喧嘩が始まったりするものです。普段から、ちょっとでも改善してほしいと思ったことは、忙しくて時間がなくても、時間をつくって相手に話すよう心がけたいものです。

カップル間の不満があったら、正直にフラットに話し合う、コミュニケーションの時間は大切に。日頃の不満がたまってケンカへとエスカレートしてしまう前に、何でも言い合える関係を築きましょう。

Topsante.com」翻訳引用

どんなに多くの時間を共有しても、振り返ってみて、会話に費やす時間は本当に少ないことに気付くものです。フランス人は、物事について議論することに慣れているので、カップル同士が自分たちの問題について話し合う時間を持つことの重要性も認識しているようです。

せっかく選んだ大切な人との関係を長続きさせるためにも、これらの「工夫」はいいアドバイスとして活かせそうです。

Topsante.com

couple sitting on sofa, watching tv via Shutterstock

(下野真緒)

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