特にロングの人は、パサつきや枝毛が気になります。
発端は、ヴィクトリアズ・シークレットのモデル、バーバラ・フィアルホ。彼女が実践していることから火が付いたこちらのトレンドは、ブラジルに以前からある「ヴェラテラピア」というヘアケア法です。
傷んだ部分を火で燃やしてしまうことで、
髪の内部に栄養分を閉じ込め、ブラッシングや化学物質で傷んだ部分を除去できます。
「Business Insider」より翻訳引用
とのこと。
髪を燃やすなんて一歩間違えば非常に危険な上に、焦げた毛先がいかにもパサついてしまいそうですが、サラサラの髪になるそう。
Beyman David Cantero Oさん(@beymandavid)が投稿した写真 - 2015 7月 17 8:43午前 PDT
実践した女性たちがインスタグラム上で写真をアップしていますが、確かに全体の長さは変わらないまま、手触りの良さそうなつやのある仕上がりです。
手間も時間もかかるヴェラテラピアStudio Liss - Beauty&Hairさん(@studiolissbeautyhair)が投稿した動画 - 2015 7月 18 5:53午後 PDT
手順は、
まずは髪をブロック分けし、少しずつねじっていきます。それからキャンドルの火を髪に点け、注意深く上下に火を動かし、ねじった部分を燃やします。
「Business Insider」より翻訳引用
と、随分と手間も時間もかかるようです。
かつて南米では自宅で行う女性が多かったそうですが、やはり危険が伴うのでサロンでプロに頼んで行うべきとのこと。むやみに真似するのは禁物です。
それにしても、美髪のためとはいえそんなことまで!と感心してしまいます。
実は美容大国のブラジルブラジルといえば、ジゼル・ブンチェンを始めとする美人モデルを数多く輩出していることでも知られています。そんなブラジルは実は美容大国で、2013年に行われた美容整形手術の数は、世界第1位。また、女性たちがヘアケアにかける金額は世界第2位なのだそうです。
お尻の形に世界一こだわりがあり、ヒップアップのために豊胸ならぬ豊尻手術が人気となる等、独自の道を邁進するブラジルは、美容界における要マークの地。もしかすると、こちらの大胆な美髪ケアも、ブラジリアンワックスのように幅広く普及するかもしれません。
Woman face with hair motion on white background via Shutterstock
(田上晶子)
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