船橋市保健所は9日、同市本町4の飲食店「#カキもビールも生がスキ。船橋駅前店」で生カキなどを食べた10~30代の3グループ7人に発熱、下痢などの症状が出たと発表した。
発症者の便や、立ち入り検査を行った際に同店にあったカキからノロウイルスの一種が検出されたことなどから、同店の加熱不十分なカキを原因とする食中毒と断定し、同店に加熱不十分のカキの提供を禁じる行政措置を行った。禁止期間は同店から改善の報告があり、同保健所が確認するまで。7人は回復傾向にある。
 同保健所によると、7人は9月26日に同店を利用。このうちの1人から同30日に「生カキを食べたところ、28日から下痢などの症状が出た」と連絡があった。同保健所が連絡先の分かっている予約客を調査したところ、複数の体調不良者がいることが判明した。
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