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キネティックアートとは、機械仕掛けで動作・発光する作品や、目の錯覚や見る人の視点によって動いているように見える作品など、作品に「動き」を取り入れたアート。
同展では、1960年代にイタリアを中心に展開したキネティックアートを総合的に紹介。目の錯覚などの特殊な視覚効果を計算した抽象絵画や、多様な素材を媒介に線や形が重なり合うことで生じるモアレなどの視覚体験をもたらす作品、風力や磁力、電力などを利用して実際に動いたり光ったりする作品など約90点が展示される。出展作家は、ブルーノ・ムナーリをはじめとするイタリア人作家や、ヨーロッパで活動した作家など35人となる。