Kankyō Records×光婉のリスニングスペース「Ho...の画像はこちら >>



Text by CINRA編集部



リスニングスペース「Home Listening Room」が4月27日に東京・中目黒の光婉 / Koen内にオープンする。



光婉 / koenは今年1月にオープンしたアートスペース。

元工場の光婉 / koenにあった防音室の活用法を考えるなかで、光婉メンバーが「Home Listening」を提唱するKankyō Recordsと出会い、音表現との新たな関わり方を模索し、音の体験を通して自分の感覚に静かに向き合う場を作るという思いで今回のプロジェクトを実施した。



「Home Listening Room」は、Kankyō Recordsが掲げるコンセプト「Home Listening=住空間でのより良いリスニング体験」を具現化するため、音響、内装、照明、香りなど複合的な視点で設計された体験型のモデルルーム。空間設計はレコードストアKankyō Recordsと設計事務所H. Architectureを運営するH.Takahashi、サインなどのグラフィックデザイン全般はKankyō Recordsのグラフィックデザインを手がけるYudai Osawaが担当した。



また、音響はドイツの音響機器メーカーADAM Audioのモニタースピーカーと、イギリスの音響機器メーカーFocusriteのオーディオインターフェースを採用。内装には、Oshima Prosの水面のようなデザインのカーペットを採用し、日本の建築様式で用いられる障子をモチーフとした木枠のグリットの吸音壁と合わせ、リスニングに集中できるような静謐な空間に設計されている。



今後は、月に1回ほどの頻度でリスニングイベントを実施予定。

H.Takahashiによるプレイリストのリスニングや、音楽のライブイベントなども予定している。様々な形での音との関わり方を通して、それぞれの人にとって心地のよい音との関わり方を、来訪者とともに模索、実験していくという。



Kankyō Records×光婉のリスニングスペース「Home Listening Room」が中目黒にオープン



Kankyō Records×光婉のリスニングスペース「Home Listening Room」が中目黒にオープン