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Text by CINRA編集部



『高畑勲展—日本のアニメーションを作った男。』が6月27日より麻布台ヒルズ ギャラリーで開催される。



同展の開催は、2025年が高畑勲の生誕90年という節目であること、高畑がその人生に大きな影響を受けた太平洋戦争の終戦から80年が経過する年であることを受け決定。スタジオジブリの企画協力を得ており、開催決定の背景を踏まえ、『火垂るの墓』に着目した展示も予定している。



高畑がスタジオジブリで活動する以前の作品で培った技術や思想、スタジオジブリで作られた映画を改めて見返す機会になることを願うという。



ティザービジュアルは『火垂るの墓』と、高畑の初期作品『アルプスの少女ハイジ』のダブルビジュアル。今秋からはフランス・パリを巡回する。



開催にあたりスタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫からコメントが到着した。



『高畑勲展—日本のアニメーションを作った男。』が6月27日より麻布台ヒルズ ギャラリーで開催

アルプスの少女ハイジ ©ZUIYO



『高畑勲展—日本のアニメーションを作った男。』が6月27日より麻布台ヒルズ ギャラリーで開催

火垂るの墓 ©野坂昭如/新潮社 ,1988



【鈴木敏夫のコメント】
雑誌に掲載された「火垂るの墓」を映画にしたいと夢想したのは18歳のとき。
そして20年余、高畑監督による映画が完成。秘密のビデオを作って加藤周一さんに見て貰い、絶賛の言葉をいただいた時は、生涯で一番、幸せな日になりました。

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