【CINRA Inspiring Awards】おかざき真里...の画像はこちら >>



Text by CINRA編集部



CINRAによるアワード『CINRA Inspiring Awards Edition 2026』。その受賞作品を発表しました。



『CINRA Inspiring Awards』はジャンル問わず、これからの時代を照らす作品の創造性や芸術性を讃えるアワード。第2回となる今回は、6名の審査員によって選出されました。



『サプリ』『渋谷区円山町』などで知られる審査員のおかざき真里さんによって選出されたのは、団塚唯我監督の映画『見はらし世代』。2025年5月、『第78回カンヌ国際映画祭』の監督週間に日本人史上最年少、26歳で選出された団塚監督の長編デビュー作で、普遍的な家族の風景から、都市の再開発がもたらす影響までを繊細に描いた作品です。



私は作中の「父親」に近い年齢で母親で渋谷を中心に生活しモチーフになった宮下パークの変容も見てきた世代です。この映画は「次の世代」からのアンサーとして個人的にとても刺さりました。個人的なことは普遍的なこと。



団塚唯我



1998年生まれ、東京都出身。慶應義塾大学環境情報学部中退。映画美学校修了。在学中は万田邦敏や脚本家の宇治田隆史より教えを受ける。同校修了作品として制作した短編、『愛をたむけるよ』が、『なら国際映画祭』、『札幌国際短編映画祭』、『TAMA NEW WAVE 等の映画祭』で入選、受賞。

2022年、若手映画作家育成事業ndjcにて、短編『遠くへいきたいわ』を脚本・監督(制作:シグロ)、『第36回高崎映画祭』などに招待。本作品『見はらし世代』が初長編映画となる。



CINRA, Inc.は、創設以来約20年にわたり、芸術文化の領域に根差し、メディアを通じて多くの表現者の作品や声を届けてきました。審査員の皆様のご協力を得て、「これからの時代を形づくる」多様で多彩な作品を社会に伝えていくアワードを開催いたします。



わたしたちは、「CINRA Inspiring Awards」を通して、次の時代を予感させる新たな表現がより広く人々に届くことを願っています。



朝井リョウ(小説家)
大島依提亜(グラフィックデザイナー)
おかざき真里(漫画家)
三宅香帆(文芸評論家)
山中瑶子(映画監督)
吉田恵里香(脚本家・小説家)

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