スポーツクライミングの五輪選考問題 原田海、野中生萌が代表内定
JMSCA(日本山岳・スポーツクライミング協会)は12日、東京五輪における代表選考基準の解釈をめぐりIFSC(国際スポーツクライミング連盟)をCAS(スポーツ仲裁裁判所)に提訴していた問題で、JMSCAの主張が棄却されたことを発表した。JMSCAはこの仲裁判断を受け入れるとし、新たに男子は原田海、女子は野中生萌が五輪代表に内定した。
関連記事:スポーツクライミング五輪代表選考方式をめぐり混乱。JMSCAが国際連盟を提訴
【報告】CAS 仲裁判断について
公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)がスポーツ仲裁裁判所(CAS)に対し、JMSCAによる2019年5月21日付「第32回オリンピック競技大会(2020/東京)におけるJOC推薦選手の選考について」と題する国内選考基準(以下単に「国内選考基準」)に基づき代表選考をすること求めておりました仲裁事案について、12月11日にCASより仲裁判断の通知を受けましたので、以下、ご報告を致します。
1.CAS仲裁判断
JMSCAの請求を棄却する。ただし、仲裁費用は双方の負担とする。
2.JMSCAの今後の対応
JMSCAとしては、上記のCAS仲裁判断を受け入れ、第32 回オリンピック競技大会(2020/東京)におけるJOCへの推薦選手を以下のとおりとします。
男子:楢崎智亜、原田海
女子:野口啓代、野中生萌
*IFSCクライミング世界選手権2019八王子で7位以内に入った日本人選手男女の上位2名の選手
JMSCAとしましては、国内選考基準に則り、日本代表選考ができるよう、CASにおける仲裁でベストを尽くしましたが、力及ばず、残念ながら我々の請求が容れられることはありませんでした。
CASへの提訴はスポーツクライミングの中央競技団体としてなすべきことをなしたと考えておりますが、国内選考基準によれば五輪出場可能性がある選手の五輪への道が絶たれてしまったこと、加えて、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり選手をはじめ関係者の皆さまを長期間にわたり不安定な状況に置いてしまったことについて、深くお詫びを申し上げます。
CREDITS
文
編集部 /写真
窪田亮



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