コンプライアンスは5月19日、「副業」に関する調査の結果を発表した。調査は3月29日~30日、20代~60代の会社員556名を対象にインターネットで行われた。


「物価高騰により生活に影響は出ましたか?」と質問したところ、81.1%が「かなり影響が出た」(30.2%)、「少し影響が出た」(50.9%)と回答。また、「物価高騰に見合う分給料は上がりましたか?」と聞くと、88.1%が「変わっていない」(82.2%)、「下がった」(11.9%)と回答し、物価は上昇しているものの給料が上がった人は少ないよう。

実際に物価が高騰して困るものを聞くと、「水道光熱費」(78.8%)、「食材(野菜、肉など)」(63.3%)、「食料品」(60.8%)、「ガソリン代・灯油代」(46.0%)が上位となった。

物価高騰が続くなか、「ご自身の現在の収入に満足していますか?」と質問したところ、9割以上が「満足していない」(71.4%)、「もう少し増やしたい」(22.7%)と回答。自身の収入に満足している人はまだまだ少ないよう。

そこで、収入を増やすために行ったことを聞くと、半数近くが「特に何もしていない」(48.4%)ことが明らかに。
一方で、「ポイ活を始めた」(40.3%)、「株式投資を始めた」(18.7%)、「副業を始めた」(8.5%)など、スキマ時間を使って別の収入を得ている人も多かった。