大東建託は、過去最大級の居住満足度調査を行い、「いい部屋ネット住みたい街ランキング2023<関西版>」を、6月14日に発表した。調査は、2月17日~3月15日の期間、関西居住の20歳以上の男女、3万220人を対象にインターネットにて実施したもの。


住みたい街(駅)ランキングのトップは「梅田A(JR東海道本線)」(昨年2位)。2位は昨年4位から順位をあげた「神戸三宮A(JR東海道本線)」で、3位は「西宮北口(阪急神戸線)」(昨年1位)だった。トップ10内では、住みここち(自治体)で今年1位になった「芦屋(JR東海道本線)」が新たに8位にランクインした。

住みたい街(駅)ランキングの「住みたい・住んでいない理由」のトップ3をみると、住みたい理由に、「ショッピングに最適」「都市空間にあこがれる」「活気がある、おしゃれ」「観光地が多くて楽しそう」などのコメントが寄せられた。一方、住んでいない理由には、「家賃が高い」「職場から遠い」といった意見が多くみられた。

住みたい街(自治体)ランキングは、5年連続で「兵庫県西宮市」が1位に。
次いで「東京23区」、「大阪府大阪市北区」と続き、どちらも2年連続の結果に。トップ20では、「沖縄県沖縄市」(15位)、「福岡市」(18位)、「神奈川県横浜市」(20位)と、関西エリア以外の自治体が新たにランクインした。

住みたい街(自治体)ランキングの「住みたい・住んでいない理由」のトップ3をみると、住みたい理由に「街並みが綺麗で明るい」「子育て支援が充実している」「交通の便がいい」といった利便性が多くあがった。一方、住んでいない理由には、住みたい街(駅)ランキング同様、家賃の高さや通勤のしにくさなどのコメントが寄せられた。

住みたい街ランキングを年代別にみると、20~50代では繁華街で賑わう「梅田A」が1位に。一方、60歳以上の年代では、交通の利便性も高い一方、寺院や歴史的建造物などがあり落ち着いた雰囲気もある「京都」がトップだった。


また、40歳未満の男性および女性では「梅田A」が1位なのに対し、50歳未満の夫婦子どもありの家庭では、昨年に引き続き「西宮北口」が1位に。どの年代も順位の違いはあるものの、トップ5の顔ぶれは同じという結果だった。