東日本電信電話 宮城支店(以下、NTT東日本)は7月27日、宮城県亘理町と防災のDX(デジタルトランスフォーメーション)活用検討を含めた災害レジリエンス強化に向けての連携協定を締結したことを発表した。

今回の連携協定ではデジタル技術の活用を視野に入れ、より確実かつ効率的な災害対応体制の構築を目指すという。
これにより災害レジリエンス強化を実現し、災害に強い安心な街作りを目指すとしている。

主な連携内容は、災害対策関連業務の調査とリスク分析や、リスクに対する解決策の検討および実証実験、災害レジリエンスの強化に向けた関連企業との協議など、災害に強い街作りの実現に向けた取り組みだ。

両者は災害対策運営の調査と検証を行うステップ1、災害対策施策運営の充実と強化を進めるステップ2、防災業務を高度化するステップ3の段階で取り組みを進める予定だ。毎年9月に亘理町が開催する防災訓練を主要な実証実験の機会として、実践と検証を繰り返す方針。