映画『おまえの罪を自白しろ』(10月20日公開)の公開初日舞台挨拶が20日に都内で行われ、中島健人堤真一池田エライザ山崎育三郎尾野真千子、水田伸生監督が登場した。

同作は真保裕一氏による同名小説の実写化作。
ある日、政治家一族の宇田清治郎(堤真一)の孫娘が誘拐される。さらに犯人からの要求は、身代金ではなく「明日夕方5時 までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」というもので、それは決して明かすことが許されない、国家を揺るがす” 罪”だった。清治郎の息子で議員秘書を務める宇田晄司(中島健人)は、家族の命を救うため前代未聞の大事件に挑む。

「マイペース」で注目を集める池田エライザ


背中と胸元が空いた大胆でゴージャスなドレスで登場した池田。登壇者陣で「マイペースな人は?」という質問には、みんなが池田を指し、池田自身も手を挙げる。自分では「マイペースでもないと思うんだけど、この中だったら私っぽいかな? 動きが遅いので、そう見えるかなと思いました」と語った。


中島は「同世代というか、同じ音楽をやっている人間ではあるので、リズムに乗って生きるのがきっと好きで、他のリズムではなく“私だけのリズム”がきっとある。『エライザはそういう生き方』みたいな、そういうイメージだったんですよね」と語り、池田も「エライザはそんな生き方」とポーズを決めて見せる。

また、水田監督は「マイペースというと協調性がないみたいに聞こえるけど、自分をしっかり持ってるタイプなんですよ。撮影ですから、大勢の人間を巻き込んで仕事をしないといけないけど、『ここはごめん、私のテンポでやらせて』をはっきり主張する。頼もしいなと思って見てました」と絶賛。しかし池田は「記憶にございません。
合わせていたつもりです」と苦笑し、謝罪していた。