同社は毎年、6月のプライド月間(LGBTQ+の権利や文化に視点を向ける月間)に合わせてプライドエディションのApple Watch用バンドを発売して世界中のLGBTQ+コミュニティを支援している。
新しい「Apple Watchプライドエディションブレイデッドソロループ」は、プライドフラッグのレインボーカラーに、ブラック、ブラウン、ライトブルー、ピンク、ホワイトを組み合わせたカラフルなデザインである。ブラックとブラウンは、黒人、ヒスパニック、ラテン系コミュニティの象徴であり、またHIV/AIDSの影響を受けている人々の象徴でもある。ピンク、ライトブルー、ホワイトはトランスジェンダーやノンバイナリーの人々を象徴している。
カラフルなデザインはプライドコレクションの特徴といえるものだが、今年はネオンを思わせる蛍光性で表現している。
プライドラディアンス(Pride Radiance)文字盤、iOSおよびiPadOS用の壁紙は、ダークな背景に対してネオンカラーのビームが差し込み、さまざまなカラーが重なり合って時間を伝える。Apple Watchでは、ユーザーが手首を動かすとジャイロスコープからの情報に応じて、カラーが文字盤の数字をトレースする。iPhoneおよびiPadでは、カラフルなビームが「Pride」の文字をスペルし、ユーザーがデバイスをロック解除するとダイナミックに動く。
プライドエディションブレイデッドソロループ(40mm、44mm)は、5月22日よりapple.comおよびApple Storeアプリにて注文受け付けを開始し、米国とカナダでは5月22日、他の地域では5月23日より、Apple Store直営店で販売を開始する。価格は14,800円。対応するApple Watchは、Apple Watch SEとApple Watch Series 4以降のモデル。プライドラディアンス文字盤およびiPhone/iPad用壁紙は、近日中にリリースされるwatchOS 10.5、iOS 17.5、iPadOS 17.5で利用可能になる。