パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー(パーソルP&T)は5月7日、栃木県那須町の旧大沢小学校を活用して、ドローンを用いた地域DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する地方自治体関係者や民間企業向けの人材育成の取り組みを6月に開始することを発表した。

旧大沢小学校はナスコンバレー協議会がイノベーションの拠点として整備をしている廃校だ。
パーソルホールディングスがナスコンバレーの会員企業として参画していることから、今回の人材育成研修事業の開始に至ったという。

同事業ではナスコンバレーの私有地と廃校である旧大沢小学校を用いることで、実現場に近い環境と状況の中でレベル3.5やレベル4の目視外物資輸送、災害・防災対応、構造物の屋外外壁点検など、高度で実践的なトレーニングと各種実証実験などを支援する。

雨天時には体育館や校舎を屋内用ドローンの検証、地域住民の体験会、研修、打ち合わせ、撮影画像の分析または解析の場としても活用でき、広大なフィールドと共に活用することで効率的かつ効果的な訓練や実証が可能とのことだ。