実写映画化やTVアニメ化で人気を博した『寄生獣』など人気作を生み出している漫画家・岩明均の同名漫画を実写化した本作。
配信スタートを前日に控えたこの日は、主演の細田らキャスト陣と瀧監督が登壇して舞台あいさつ。主演の細田は「めちゃくちゃ楽しみです。普段僕が出演した作品が世に出る時に緊張や不安が混じってくるんですが、『七夕の国』に関してはもう大丈夫だろうなと勝手に思ってしまうぐらい今から皆さんに届くのが楽しみです」と作品の出来には自信を見せた。
劇中で演じたキャラクターを「めちゃくちゃ普通の大学生ですね」と説明しつつ、「本読みの時に(瀧監督からは)もっと軽くして欲しいと。お芝居を軽くして欲しいしか言われなかったです。全く意味が分からなかったので、本読みの時や撮影が始まって3日ぐらいずっと頭を抱えていました」と明かした。
細田が演じた南丸が訪れる東北・山間の"丸神の里"に住む幸子を演じた藤野は「CGの作品やワイヤーアクションが初めてだったので、精神的にも体力的にも大変でしたが楽しかったです」と感想を。すでに鑑賞したという本作については「映像がキレイだなと思いました。丸神の里って日本ならではの自然や日本の良さみたいなところが映像に映し出されていると思いました」と映像美に感動したという。
また、本作で7年ぶりにドラマ出演となった三上は、南丸が通う大学の丸神教授を演じている。
イベントの最後にはドラマの内容やタイトルにちなみ、「もし七夕の願い事で特別な力を手に入れるとしたらどんな力が欲しい?」という質問に劇中で特別な能力を持つキャラクターを演じた細田、上杉、三上が回答することに。「自分を見通す能力」と回答した三上は、その理由として「いつも思うんですけど、自分が何を考え何が欲しいのか、知りたいじゃないですか。でも全然見えないんですよ。だからそういう能力があればいいなと思っています」と答えた。
「天気を操る能力」と答えた細田は「撮影って思うようにいかないじゃないですか。世界の天気を変えるというより人工的に晴れ男や雨男にいつでもなれる能力が欲しいです。子供っぽくてごめんなさい(笑)」と苦笑い。