東京公演の最終日となるこの日、満員のファンの前に登場したメンバーたちは、オープニングナンバーとなる「コール&レスポンス 4U.」で幕開け。
その後、新曲となる「PANIC」を披露。ノリの良いビートと畳みかけるような歌詞は、まるでフェスに参加しているような雰囲気になるような楽曲で、暑い夏を吹き飛ばすような爽快感だ。
ふぉ~ゆ~にとって、夏のライブというのは初めてのこと。辰巳は「セットリストを考えるとき、夏を意識したものにしようといろいろ試行錯誤するのが、すごく楽しかった」と笑顔を見せると、もう一つの目玉となるバンドの生演奏に触れる。
辰巳は「いままでライブをやってきて初めてバンドさんに入ってもらったんですよね」と生演奏のステージであることを強調すると「僕らはKinKi Kidsの直属だから。生のバンドはいいよね」と笑顔を見せる。さらに、オリジナルのイヤモニを用意してもらったのも初だという。越岡は「僕の耳の形が特殊みたいで、いつも既存のイヤモニだととれちゃっていたんです。特注で作ってくれたからハードに踊っても大丈夫」と笑顔を見せていた。
2024年下半期のスタートとなるツアー。辰巳が「僕と福ちゃんは福岡での『Endless SHOCK』が控えているのが楽しみだね」と話すと、松崎が「不安なことがあったら何でも連絡しろよ」と反応。
ステージ途中には、メンバーたちが客席1階から3階まで赴き、ファンとハイタッチをするなど大盛り上がり。ライブ中、何度も “お約束”のやり取りで盛り上げるファンに辰巳は「ライブを作ってくださる関係者のなかで、皆さんは共演者と呼んでいるんです」と語りかけると、さらに客席からは大きな歓声が上がっていた。
後半には、メンバーがそれぞれ別のメンバーをプロデュースするという形でソロ曲を披露。福田プロデュースのもと、松崎は堂本光一の「Bad Desire」を歌い上げた。さらに芸能界一の「ふぉ~ゆ~」ファンと公言しているSnow Manの岩本照が、Snow Manの楽曲「ミッドナイト・トレンディ」をふぉ~ゆ~バージョンとしてプロデュース&振り付けを担当。岩本はビデオコメントで「僕が全力で振り付けをしました」と自信をのぞかせていた。
KinKi KidsやA.B.C-Z、Snow Manなどの曲のほか、生演奏ならではのアコースティックバージョンなど、ふぉ~ゆ~オリジナル曲を15曲披露した東京公演。最後は「サンキュー」のコール&レスポンスのなか幕を下ろした。