東京都は、育児は「休み」ではなく「大切な仕事」と考えるマインドチェンジを進め、「育業」を社会全体で応援する気運醸成に取り組んでいる。
その取組の1つとして、昨年11月に企業と連携して管理職向け「育業」出前研修を実施し、このたび、研修で活用した教材を公開した。
また、フリーアナウンサーの武田真一さんが講師の出前研修の様子を動画にまとめたものも公開している。
育児・介護休業法の改正により、令和7年4月1日以降、300人超の企業に男性の育児休業取得状況の公表が義務付けられる(現在は1,000人超の企業)。公開内容は以下の通り。
(1)「育業」研修教材
(2)「育業」出前研修動画(概要版約25分・ダイジェスト版約3分)
昨年、日本電気株式会社で実施した出前研修の概要を動画にまとめた。
(3)教材PR動画(15秒)
特設ページから視聴可能。
「育業」出前研修講師を紹介する。
研修講師の武田真一(たけた しんいち)氏。フリーアナウンサー。
1990年にアナウンサーとしてNHKに入局。「ニュース7」「紅白歌合戦」のキャスターをつとめ、大阪局の専任局長など管理職も経験。2023年2月末をもってNHKを早期定年退職。フリーアナウンサーに。
プライベートでは2人の息子がいる。
研修講師 横山ちひろ氏。
厚生労働省 東京労働局 指導課統括雇用環境改善・均等推進指導官。1992年の育児休業法施行当初から育業制度や男女平等の働き方改革に取り組み、その道のスペシャリストとして女性活躍や育業に関するセミナーを行っている。
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