メディア・インテグレーションは、スウェーデン・ストックホルムに拠点を置くteenage engineeringが提供するサウンド&レコーディングシステム「field system black」の提供を発表した。ミキサー兼オーディオインターフェース「TX-6」、ラージダイアフラムマイク「CM-15」、多機能ポータブル・オーディオレコーダー「TP-7」のブラックモデルが新ラインナップに加わる。


「TX-6」、「CM-15」、「TP-7」はいずれもホワイトモデルの販売が行われていたが、今回、ブラックモデルが新ラインナップに加わることになった。「field system」自体は先述の3製品と、ポータブルシンセサイザー「OP-1 field」、シーケンサーワークステーションの「OP-XY」で構成されている。なお、「OP-1 field」については、2025年6月11日時点でブラックモデルの追加予定はない。

「TP-7 black」は、内蔵マイクとスピーカーを使って録音と再生が行える多機能ポータブル・オーディオレコーダー。3系統の双方向ジャックに外部マイクやヘッドセット、その他のオーディオ機器を接続することも可能。接続はUSB-C、MFi認証、Bluetoothに対応し、専用のiOSアプリを使えば、録音した音声を瞬時にテキスト化する「文字起こし機能」も利用できる。2025年6月下旬の発売予定で、価格は275,000円。

「TX-6 black」は、イコライザー、フィルター、コンプレッサー、AUXセンド、キュー、デジタルエフェクトを内蔵した、6チャンネルのステレオミキサーに、マルチチャンネル対応のUSB-Cオーディオインターフェースが組み合わさった製品。筐体はアルマイト処理されたアルミニウム製で、裏面には手に馴染みやすいポリウレタンレザーを使用している。既に販売は始まっており、価格は231,000円。

「CM-15 black」は、バッテリー搭載で10時間の連続使用ができるポータブルスタジオコンデンサーマイク。ESS Sabreアナログ/デジタルコンバーターを装備し、コンパクトサイズながらラージダイアフラムを搭載する。
3つのゲイン設定を用意し、ボーカルからドラムまで、様々な録音ができるように設計されている。ミニXLR端子のほか、USB-Cでの接続に対応し、PCへ直接録音が行えるほか、ポッドキャストなど配信にも利用できる。2025年7月下旬の発売予定で、価格は 231,000円。
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