東京ステーション開発は8月7日、東京駅一番街の「東京ラーメンストリート」に新ゾーン「ご当地エリア」を開設する。
○14年ぶりのエリア拡張
東京駅一番街は、今年4月に開業20周年を迎えた。
中でも地下1階の東京ラーメンストリートは、年間約200万人が訪れる人気ゾーンであり、東京駅一番街を代表するエリアとして知られている。今回、20周年を記念し、新たな取り組みとして「ご当地エリア」が誕生する。東京ラーメンストリートにおけるエリア拡張は14年ぶりとなる。
青森「煮干ラーメン」の名店がオープン
1店舗目として、青森の「中華そば ひらこ屋」が、"伝統と進化の追求の一杯を"をコンセプトに、「津軽煮干 ひらこ屋」としてオープンする。2005年の創業以来、同店は青森ラーメンを象徴する煮干ラーメンの名店として地元で愛され続けている。2022年に東京ラーメンストリートで開催された企画「ご当地ラーメンチャレンジ」第5弾の出店時には、約6.4万人が訪れるなど、東京でもその実力を証明した。
看板メニューである「こいくち煮干(コク照り完熟玉子入り)」(1,130円)は、煮干の旨味を極限まで引き出したスープに、東京ラーメンストリート店舗オリジナルで、もっちりとした食感の特製中太麺を合わせた一杯。パンチの効いた煮干と油の少ないスープは、重厚感がありながらも後味はすっきりとした味わいが楽しめ、老若男女問わず多くのファンに支持されている。
さらに今回は、東京駅限定の「辛煮干TYPE-T」(1,380円)も1日20杯限定で提供する。濃厚な煮干スープをベースに、4種の異なる辛味素材をブレンドすることで、辛味だけでなく旨味も強調された、刺激的な味わいを堪能できる。
なお、同日に開店する2店舗目の詳細については今後発表される予定だ。
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