シャープは7月9日、生理用ナプキンを必要なときに1枚ずつ取り出して使えるサニタリープロダクトディスペンサー「todokuto(トドクト)」を発表した。無線LANタイプと無線LAN+4Gタイプの2機種を揃え、7月25日から法人向けに販売開始する。
「todokuto」はナプキンを収納し、トイレの手洗い場や個室内に設置しておくことで、利用者が必要なときに取り出して使える製品。本体に触れることなく手をかざして1枚ずつ取り出せる作りで衛生面に配慮したほか、1枚取り出した後に一定時間取り出しを制限することで大量の持ち出しを抑制できる。取り出しを制限する時間は、5秒から300秒の間で設定可能。
昼用/夜用など、さまざまな厚さやサイズのナプキンを設置できるが、異なる種類のナプキンは同時に収納できない。ネットワークにつなぐと機器の管理が可能となり、収納したナプキンの残数が少なくなった場合や、機器ごとの毎月の利用枚数を管理者にメールで通知できる。なおネットワークへの接続はオプションサービスへの申し込みが必要で、製品購入から1年間は無料、2年目以降は有料となる。
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