ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」によるリアルイベント『シャイニングスター vol.8』が6月28日、都内で開催された。

『シャイニング スター』は、17LIVEを代表するイベントで、今回で通算8回目の実施。
事前にアプリ内で行われたランキングバトルを勝ち抜いた約50名の人気ライバーが集結し、年に一度の“輝きの頂点”を目指してリアルステージで競い合った。

会場はネオンやブルーカーペットで華やかに彩られ、各ライバーがライブ配信を行いながらステージごとのランキングで上位を狙うスタイル。ピラミッド状に配置されたステージ上の特別席に座ることができるのは、ランキング上位35名のライバーだけ。そして、頂点にある“玉座”には、1位のライバーのみが着席できる。

その特別席への移動導線がランウェイとして演出されており、ドレスアップしたライバーたちのウォーキング姿も見どころのひとつ。ラウンドごとの順位変動によって席替えが行われるため、展開の緊張感とライブ感も際立っていた。

2025年の“シャイニングスター”に輝いたのは、2位に約1億ポイント差をつける圧倒的な支持で、約2億4,000万ポイントを獲得した星野アリス。同時に「きらめきコンテスト」でも1位を獲得し、ダブル受賞を果たした。

ステージ上で星野は、「約2年間、配信活動を休止していました。その理由は、ひとりの方にすべてを背負わせてしまっていたことが、とても苦しくて……耐えられなくなったから」と回顧。続けて「たくさん応援してもらうのではなく、まず“見てもらえる人”になりたかった。大きな声を出して、1秒でも配信に足を止めてもらえるよう努力してきました」と今までの苦労を語った。


1位を獲得した心境については、「どんな言葉で感謝を伝えていいのか、本当にわかりません。私は特別かわいいわけでも、歌がうまいわけでもない。すごかったのは、みんなです」と感謝。さらに、「私自身はまだ“すごい”わけではありませんが、いつかこの順位がふさわしいと思ってもらえるライバーになれるよう、毎日頑張っていきたいと思います」と満面の笑みを見せた。

2位には、約1億5,000万ポイントを獲得したくつこMarimba、3位には約1億2,000万ポイントのりほやんが続いた。イベントを通じて、配信という舞台の裏にある努力と人間ドラマが、鮮烈に浮かび上がる一夜となった。
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