モバイル社会研究所は7月14日、「スマホの親と子のルール」に関する調査結果を発表した。調査は2024年11月、小中学生とその親1,300組を対象に訪問留置調査にて行われた。
調査によると、小中学生の約半数がスマホを所有しており、そのうち、96%が親子間で何らかのルールを決めている。最も多いルールは「勝手に課金・ネット購入をしない」(82%)で8割を超え、次いで「スマホを使うのは決められた時間だけ」「アプリをダウンロードするときは保護者に相談し、追加料金をかけない」(ともに67%)、「面識のない人とは連絡や連絡先の交換をしない」「食事中にスマホを利用しない」(ともに61%)など、ルールは多岐におよぶ。
学年別にみると、学年問わず「課金」に関するルールが多いほか、低学年では「時間」や「場所」に関するルール、高学年になると「個人情報」に関するルールが多い傾向となった。
次に、2番目に多かった「スマホを使うのは決められた時間だけ」に関して、中学生を対象にインターネットを終了する時間(スマホに限定せず)を合わせて見てみると、利用時間をルールに設定している子の方が、インターネットを終了する時間が早い傾向が見てとれた。