1996年から2019年ごろまで、長く愛され続けたセイコーダイバーズウオッチのスタンダードモデル「SKX」。ダイバーズウオッチの王道ともいえるデザイン、耐久性、視認性に加え、コストパフォーマンスの高さも魅力だった。
そのSKXのデザインをベースとし、SKXを冠したスポーツウオッチがセイコー 5スポーツから登場。4本のレギュラーモデルは、クラシックなデザインと先進技術によって、時計愛好家に新しい選択肢を提供するコレクションだ。
○モダン&クラシックの絶妙な融合
セイコーのアイコニックなライン「セイコー 5スポーツ」から、SKXの新しいレギュラーモデルが登場。ラインナップは、「SBSA303」「SBSA305」「SBSA307」「SBSA309」の4モデル。ダイヤルやインデックスに金属パーツを使用、シンプルながら存在感を放つ伝統的なデザインを踏襲した、モダン&クラシックの絶妙な融合が魅力的だ。
「SBSA303」と「SBSA305」にはステンレススチール製のバンド、「SBSA307」と「SBSA309」にはスポーツウオッチらしいシリコン製ストラップがセットされる。
ケースのサイズは幅42.5mm×縦46.0mm×厚さ13.9mmで、日常使いにも最適。ケースの素材は頑丈なステンレスチール。旧SKXのケースも美しく仕上げられていたが、新たなSKXでは、ヘアラインと鏡面で磨き分けて高級感を演出。ディテールの端々に現代風のセンスとこだわりが光る。
風防は、耐傷性が高いカーブハードレックスガラスで、防水性能は日常生活や手軽なアウトドア、水上スポーツで安心して使える10気圧防水(日常生活用強化防水)。裏ぶたはシースルーバック仕様。
ムーブメントは、機械式自動巻き(手巻き付き)のキャリバー「4R36」。石数は24石。パワーリザーブ(最大巻き上げ時)は約41時間。1日、気分転換に別の時計に着け替えたとしても、翌日、まだSKXは駆動中だ。よって、時刻を合わせ直したり巻き直したりする必要がない。
価格は、ステンレスバンド仕様の「SBSA303」と「SBSA305」が5万9,400円。シリコンストラップ仕様の「SBSA307」と「SBSA309」が5万3,900円で発売中。