俳優のオダギリジョーが監督、脚本、演出、編集を務め、出演もしている映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』(9月26日公開)の主題歌が、EGO-WRAPPIN'の新曲『phosphorus』に決定した。あわせて新たな場面写真10点が公開となっている。


『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』は、2021年に俳優のオダギリジョーが脚本、演出、編集を務めNHKで放送されたテレビドラマ。2022年にはシーズン2が放送されたが、この度、映画化され劇場公開される運びとなった。

オダギリ監督のもとに結集したのは、ドラマ版から引き続き主演を務める俳優の池松壮亮、共演に麻生久美子、本田翼、岡山天音、黒木華、鈴木慶一、永瀬正敏、佐藤浩市、嶋田久作、宇野祥平、香椎由宇。そして新メンバーとして吉岡里帆、鹿賀丈史、森川葵、髙嶋政宏、菊地姫奈、平井まさあき(男性ブランコ)、8年ぶりの映画作品となる深津絵里が加わることが明らかになっている。

主題歌はEGO-WRAPPIN'の新曲『phosphorus』に決定


この度、EGO-WRAPPIN'の新曲『phosphorus』が、主題歌として採用されたことが明らかになった。EGO-WRAPPIN'の楽興は、2021年のテレビドラマでもオープニング楽曲に『サイコアナルシス』が、主題歌に『The Hunter』が起用されている。今回の主題歌『phosphorus』は、スローテンポに妖艶な歌声と、控えめながら存在感を放つ楽器のサウンドをフィーチャーした曲に仕上がっている。

本作の音楽を担当したギターの森雅樹は「今回もオダギリさんの大きな器と、広い心、そして耳でもって導いて頂いた今作の音世界も魅力満載! 名曲も誕生!! さらなる阿吽の呼吸で、少しでも監督のこだわりに寄り添えて、幸せでした!!」と語り、オダギリも「同い年の森さんとは何となく感覚が似ているのか、余計な説明や話し合いをしないでも、必ずカッコいいオリバーな劇伴(音楽)を作ってくれます」と絶大な信頼を寄せつつ、「この映画が持つ、『ダークで荒廃的な』雰囲気を纏いながらも、そこに立つ人間の『宿命』や『希望の光』を感じさせる尊い楽曲だと感じています」と楽曲について絶賛のコメントを寄せている。
○個性溢れるキャラクターたちの新場面写真10点も公開

あわせて、新たな場面写真10点が公開となった。カリスマハンドラー・羽衣弥生(深津絵里) のある言動に驚きと怪訝な表情を浮かべる一平(池松壮亮)と相棒の警察犬オリバー(オダギリ)や、一平とオリバーの動きがシンクロし、息ぴったり(?)な姿も捉えられている。ドラマシリーズからのファンには嬉しい、鑑識課警察犬係の一平の上司で、隙あらば前髪を切っているため極端に前髪が短い漆原冴子(麻生久美子)が強い眼差しで真剣に一点を見つめる姿や、昔は刑事だったが現在はフリーランスの記者である溝口健一(永瀬正敏)が何か含みのある表情でこちらを見ている姿、さらにはスーパーボランティアのコニシさん(佐藤浩市)がピースサインで得意げな表情を浮かべる姿など、ドラマ版から引き続き大活躍を遂げる面々が活写。また、映画から参加した新メンバーも。
背中合わせで腕組みをしているキメキメな・テンちゃん(吉岡里帆)と漆原の父・富章(鹿賀丈史)の姪&叔父コンビや、憂いを帯びた表情のトトちゃん(森川葵)、何かを見てしまったのか驚いている不思議なおじさん(髙嶋政宏)の姿も写し出されている。

(C)「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」製作委員会
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