歌手で俳優の福山雅治が18日、公式サイトを通じ、「女性セブンさんからの独占取材を受けさせていただいたこと」を報告した。

○福山雅治「齟齬や誤解の無いようインタビュー対応」

同日発売の『女性セブン』で「福山雅治 『女性アナ不適切会合』フジテレビ報告書に独占告白70分」、同日配信の『女性セブンプラス』で「《激震スクープ》フジ第三者委員会の調査“有力番組出演者”は福山雅治だった!本人は『悩み、考え続けておりました』と70分の取材に応じる」「《不快な思いをした人も》福山雅治と大多亮元専務の『女性アナとの会合』に当事者が回答、大多氏『常に私からお誘い』、フジ『ハラスメント行為があったという申告は確認されておりません』」と題した記事が掲載された。


福山はそれらの記事を「フジテレビさんが設置した第三者委員会からの質問に回答した経緯と、その報告書に記載されていた内容についての補足や説明です」とし、「所属事務所とも慎重に協議を重ねてきた結果、関係者に対しての詮索、特定、誹謗中傷が発生する可能性を鑑み、自ら名乗り出るべきではない」と考え、自らの発信は控えていたという。

同誌の独占取材を受けたことについても、「齟齬や誤解の無いようインタビュー対応することにしました」と触れ、「不安やご心配をおかけしているファンの方には、大変心苦しく思っております。何より、勇気を持って調査に協力された方々を傷つけるような特定作業や誹謗中傷行為はくれぐれもお控えください。ご理解のほどよろしくお願いいたします」と思いをつづった。

また、所属事務所のアミューズも同日に公式サイトにて、これらの記事を告知。「大多氏が主催した懇親会に本人が出席したことがあることは事実」と認める一方、「あくまで仕事先の会食にお招きいただいたとの認識のもと出席させていただいた次第であり、一連のフジテレビ問題で取りざたされているような問題はありませんでした」と強調した。

さらに、「福山本人の『これはきちんと回答すべきである』という意向もあり、第三者委員会には前向きに協力させていただきました」と伝え、「今年3月31日に第三者委員会の報告書が公表されましたが、報告書の内容は、その性質上、極めて秘匿性の高いものであったため、懇親会参加者の詮索、特定、誹謗中傷といった個人の生活を脅かすような事態にならないように、こちらから名乗り出ることは控えておりました」と補足。「第三者委員会の報告書におかれましても注意喚起されていますが、マスメディアをはじめとする各位におかれましては、一連の問題における関係者に対し、詮索、特定、誹謗中傷などを行わないよう、当社からもお願い申し上げます」と結んだ。

福山雅治 コメント全文

今回、女性セブンさんからの独占取材を受けさせていただいたことをご報告いたします。内容については以下のとおりです。

フジテレビさんが設置した第三者委員会からの質問に回答した経緯と、その報告書に記載されていた内容についての補足や説明です。第三者委員会の調査に対しては、「きちんと回答すべきである」という意向のもと協力いたしましたが、所属事務所とも慎重に協議を重ねてきた結果、関係者に対しての詮索、特定、誹謗中傷が発生する可能性を鑑み、自ら名乗り出るべきではないと考え、こちらからの発信は控えておりました。
詳細につきましては当該誌面をご確認ください。齟齬や誤解の無いようインタビュー対応することにしました。不安やご心配をおかけしているファンの方には、大変心苦しく思っております。

何より、勇気を持って調査に協力された方々を傷つけるような特定作業や誹謗中傷行為はくれぐれもお控えください。

ご理解のほどよろしくお願いいたします。

福山雅治

アミューズ コメント全文

福山雅治に関するインタビュー記事についてのご報告

2025年8月18日(月)発売の雑誌「女性セブン」およびネット媒体「女性セブンプラス」に掲載されている福山雅治に関するインタビュー記事についてご報告させていただきます。

フジ・メディア・ホールディングスが設置した第三者委員会から、今年3月に、福山雅治のヒアリングへの協力要請をいただいておりました。

過去にフジテレビ専務(当時)大多亮氏が主催した懇親会に福山が参加したことがあり、その件に関して、第三者委員会からいくつかのご質問をいただきました。

大多氏が主催した懇親会に本人が出席したことがあることは事実ですが、あくまで仕事先の会食にお招きいただいたとの認識のもと出席させていただいた次第であり、一連のフジテレビ問題で取りざたされているような問題はありませんでしたが、福山本人の「これはきちんと回答すべきである」という意向もあり、第三者委員会には前向きに協力させていただきました。

なお、女性セブン本誌の記事中に

『報告書によれば、当の≪有力番組出演者≫は第三者委員会のヒアリング要請を多忙を理由に拒否し』

という記述がありますが、第三者委員会の報告書には

『当委員会は、当該男性出演者にヒアリングを打診したところ、多忙のため対応できないとの回答があり、代わりに当委員会の書面での質問に対して書面での回答があった。』
と記載されております。

地方ロケ中でスケジュール的に対面でのヒアリングは難しく、書面での回答となりましたが、ヒアリングには真摯に対応させていただきました。
ヒアリングを『拒否』したという事実は一切ございません。

その後、今年3月31日に第三者委員会の報告書が公表されましたが、報告書の内容は、その性質上、極めて秘匿性の高いものであったため、懇親会参加者の詮索、特定、誹謗中傷といった個人の生活を脅かすような事態にならないように、こちらから名乗り出ることは控えておりました。

今年8月に、女性セブン編集部より、フジ・メディア・ホールディングスが設置した第三者委員会から福山雅治にヒアリングへの協力依頼があったことに関して取材依頼がありました。

一連のフジテレビ問題は社会的関心も大きく、本人からの申し出もあり、齟齬や誤解を招くような報道にならないよう、女性セブンのインタビュー取材を受けさせていただくこととしました。

ネット版の記事は一部の抜粋となっておりますが、雑誌版には本人のコメントの詳細が掲載されておりますので、そちらをご参照いただけますと幸いです。

第三者委員会の報告書におかれましても注意喚起されていますが、マスメディアをはじめとする各位におかれましては、一連の問題における関係者に対し、詮索、特定、誹謗中傷などを行わないよう、当社からもお願い申し上げます。

2025年8月18日
株式会社アミューズ
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