ぐるなびは8月20日、"ビール"についての調査結果を発表した。調査は2025年8月4日~8月5日、20代~60代のぐるなび会員1,300名を対象にインターネットで行われた。
○ビールを飲む頻度
ビールを飲む頻度は、飲食店では「月に1日くらい」、自宅では「週に1~2日くらい」がそれぞれ最多。自宅で週に1日以上飲む人は37%。自宅で「週に5日以上」は20代男性では1人もいなかったのに対して、50~60代男性は2割台と高い。
○「ビール愛」と「ビール離れ」の二極化進む? ビールの値上がりによる影響
昨今の値上げを背景に、自宅で飲むビールの種類や値上がりの影響を尋ねると、自宅で飲むことが一番多いビールの種類は、新ジャンルや発泡酒もそれぞれ2割弱いたが、「ビール」が66%で最多。値上がりの影響で、20代では「飲む頻度や量が減った」が24%で最多なものの、同様の回答は年代が上がるほど低く、その他の年代では「特に影響はない」が最多。また、「特に影響はない」は年代が上がるほど高く、特に60代では50%。ここからは、若年層ではビールへのこだわりが弱いのか、値上がりすれば離れる様子、高齢層では値上がりをしてもビールをこれまでと変わりなく飲む様子がうかがえた。
○猛暑でビールを飲む頻度は増える?
猛暑によってビールを飲む頻度や量が増える人は4割弱だった。
○ビールが好きな人は半数強
半数以上が「ビール好き」と回答したが、性別・年代での違いがみられた。「ビール好き」は男性63%に対して女性41%。20代29%に対して60代69%となった。特に、20代女性のビール離れが進んでいる様子がみられた。
○好きなビールのタイプ
好きなビールのタイプを尋ねると「爽快な飲み心地」が40%で最多。次いで「辛口、ドライ」が31%、「コクがある」が30%と続いた。暑い日が続く今、「爽快な飲み心地」がトップなのは当たり前のように思えるが、その逆ともえる「コクがある」も上位にあり、「ゴクゴク!プハー!」と飲むだけではないビールのこだわり、楽しみ方が垣間見れる結果となった。