カシオ計算機は8月26日、日本語のテキストを入力するだけで効果音をAI生成する「Waves Place」と配信者と視聴者を仲介するライブ配信専用のスケジューラー「Streamer Times」のふたつのWebサービスを、8月27日より本格展開すると発表した。

○Waves Place

「Waves Place」は、イメージする音を日本語で入力するとAIが効果音を生成するWebサービス。
生成した効果音はロイヤリティフリーで商用利用が可能(無料プランは対象外)なため、ユーザーは自作コンテンツに自由に活用できる。AIdeaLabと共同開発したAI技術を搭載し、一度の入力で複数パターンを生成できるほか、生成音を基にバリエーションを作成したり、他ユーザーが生成した類似音を検索・ダウンロードすることも可能だ。

「Waves Place」は、8月27日13時から利用可能。サブスクリプションは月額制で、プランは無料のFree(20クレジット/月)、Starter(商用可能、800クレジット/月、月額980円)、Standard(2,200クレジット/月、月額2, 480円)、Creator(5,000クレジット/月、月額4,980円)と段階的に用意される。
○Streamer Times

「Streamer Times」は、配信者と視聴者をつなぐライブ配信専用の番組表型スケジューラーサービス。配信者がスケジュールを登録・共有することで、視聴者は複数の配信予定を一括で確認できる。さらに視聴者の嗜好に応じて配信者をリコメンドする機能も備えており、新たな「推し」を発見しやすい仕組みとなっている。

また、視聴者が自身の視聴可能な時間帯を入力すると、配信者はファンが集まりやすい時間帯を把握できる。加えて配信者向け有料機能として、登録したスケジュールをテキスト化しSNSへ投稿できるスケジュール表作成機能を月額550円で提供する。
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