『Ray』専属モデル就任で意識変化 姉・真凜からも刺激「憧れの存在」
本田真凜&望結を姉に持つ本田3姉妹の末っ子でタレント・モデルの本田紗来。今年、『Ray』6月号から同誌の専属モデルに就任し、モデル活動を本格化させた。9月6日にさいたまスーパーアリーナで開催される「第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER」に出演する本田にインタビューし、モデルとしての努力や今後の抱負などを聞いた。――今回のTGCへの意気込みをお聞かせください。
『Ray』の専属モデルになって、モデルのお仕事が増えて、これまでよりももっと自信を持って挑めるのかなと思っています。レベルアップした自分を見せられるのではないかなと思い、すごく楽しみです。
――モデルとして成長を感じていることを教えてください。
毎月の撮影でモデルの皆さんと撮影していく中で、自分の見せ方や表情などを学ばせていただいていますし、服の見せ方もよくなっているのではないかなと思います。
――今日お会いして、すごく痩せて美しくなられた印象を受けたのですが、ダイエットされたのでしょうか。
そうなんです。両親についていってプールに行ったりゴルフをしたり、運動をするようにしていて。あと、母がアスリートの食事の資格や栄養士の資格を持っているので、日々食事に気を使ってくれて、そのおかげでもあるなと感じています。
――どれぐらい変化がありましたか?
数字はあまり言いたくないですけど、2桁は痩せました。
――10キロ以上ですか? すごいですね! 望結さんも今年10キロ痩せたと明かされていましたよね。
姉は一人暮らしをしていて今は一緒に住んでいないので、全然知らなかったんですけど、かぶりました(笑)
――周囲の反響もすごいのでは?
久しぶりに会う方やお仕事でお会いする方に「垢抜けたね」「きれいになったね」と言っていただけることが増えました。
――ダイエットを始めたきっかけは『Ray』モデル就任ですか?
その前から気持ち的にはありましたが、専属モデルになってから意識が変わって、本腰というか、より気合いが入った気がします。
――やると決めてここまで変化を遂げられるというのはすごいですね。
スケートもしているので、ストイックさは人一倍あるのかなと。自分の中ではそんなに苦もなく、楽しく痩せられました。モデルのお仕事をさせていただいている以上、もっときれいになりたいという思いがあったので、色々な雑誌の編集部さんに褒められたりして、より頑張ろうと思いました。
――ご自身の中で目指していたスタイルに到達しましたか?
前よりすごく良くなりましたし、自信も持てるようになりました。今後は女性らしい筋肉をつけたいなという思いがあります。今は学校もあってそういう時間は取れないですが、大学生になったらジムにも通ってみたいです。
――具体的にどのあたりの筋肉をつけたいと考えているのでしょうか。
お尻も痩せて座るのが痛くなってきたので、それも踏まえてお尻につけようかなと。あと、姉の真凜がアイスダンスをしていて、腕に筋肉がついてきれいなので、そういうのも憧れます。姉は首や背中もきれいで、身近に憧れの存在がいてくれるので、いい刺激をもらっています。
モデルを軸に幅広い活動に意欲「ドラマや映画にも挑戦してみたい」
――モデルとしてのやる気がすごく伝わりますが、今後どうなっていきたいと思い描いていますか?『Ray』モデルになってから、モデルのお仕事の楽しさを感じています。10月号の表紙が橋本環奈さんなんですけど、すごく好きで、大好きな方の表紙の中に自分もいられていることがうれしくて、今はモデルとして頑張りたいという気持ちが一番大きいです。大学生になったら今よりもお仕事への時間が増えると思うので、ドラマや映画にも挑戦してみたいですが、私は複数のことを同時にできないので、今は受験に集中し、終わってから色々なことに挑戦していきたいです。
――『Ray』モデルになったことで、モデルを軸に活動していきたいという思いに?
そうですね。それまでは、兄のように企業に勤めてみたいとか、色々な道を考えていましたが、『Ray』の専属モデルに決まって、人生の道を示してくれたような気がしています。モデルのお仕事が好きなので、好きなことを続けられるんだといううれしい気持ちと、この道で頑張ろうという思いになりました。
――先ほど橋本環奈さんが大好きだとおっしゃっていましたが、お会いしたことはありますか?
ないです。姉の真凜が映画で共演していて、すごく羨ましくて、私もいつか共演したいです。昔から憧れの存在で大好きで、なりたい理想像です。
――どんなところに惹かれていますか?
最初はかわいくて素敵だなというところから入りましたが、色々な作品などを見ていて、芯の強さや自分の軸がしっかりしている方だなと思い、その強さに憧れています。私は考えすぎてしまったり、心配性なところがあるので、自信を持てるようになりたいです。
フィギュアで培ったストイックさや表現力が芸能活動にもプラスに
――フィギュアスケートの国際大会で優勝されたこともありますが、フィギュアスケートに関しては今後どのように考えているのでしょうか。今は受験勉強をしているのでセーブしていますが、練習は続けていて、いずれお姉ちゃんのショーにも出られたらいいなと思っています。
――大会に出るというよりアイスショーに?
まだわからないですが、大会に出ているかもしれないですし、ショーに出演させていただいているかもしれないですし、想像するのが楽しいです。
――フィギュアスケートによって鍛えられたなと感じていることを教えてください。
スケートは練習で10回できていても本番で失敗してしまうことがあって、運ではないですが、偶然も重なり合う競技ですが、勉強はすればするほど自分のものになって運がないと感じていて、やればやるだけ自分から逃げない感じがすごく好きです。勉強が嫌だという人が多いですが、自分は楽しいと感じられていて、それはフィギュアのおかげかなと思います。
――芸能活動に生きているところもたくさんありそうですね。
自分磨きに対するストイックさもそうですし、フィギュアは人に見せる競技なので、モデルなどの表現力にもつながってくれていると思いますし、皆さんフィギュアに興味を持って聞いてくださるので、そういうときもやっていてよかったなと感じます。
――今後の活躍を楽しみにしているファンの方にメッセージをお願いします。
これまでは姉妹のファンの方が私を応援してくれるということが多かったのですが、『Ray』モデルになってから、私のことをそこで知って応援してくださる方が増えて。そういうファンの方々に、いつ見てもレベルアップしている姿を見せられたらいいなと思いますし、カレンダーを発売した時などファンの方と直接お会いできる機会もあるので、そういうところで「紗来ちゃんを推していてよかった」と思ってもらえるように頑張りたいです。身近な存在にも感じてほしいので、受験勉強とかも発信していけたらいいなと思っています。
■本田紗来
2007年4月4日生まれ。京都府出身。