資生堂のエイジングケアブランド「エリクシール」は、8月21日に化粧水・乳液をリニューアル発売し、9月21日には「レチノパワー リンクルクリーム 」をリニューアル発売します。
これを記念して開催された「エリクシール新商品発売記念トークセッション」では、タレントの若槻千夏さんと美容家の石井美保さんが登壇し、資生堂で30年以上にわたりコラーゲン研究に勤しんできた資生堂研究員の原英二郎氏とコラーゲンの先進の研究についてトークセッションを行いました。
○資生堂が確率したコラーゲンを育てるアプローチとは
肌の大部分である真皮のうち、約70%を占めているコラーゲン。肌のハリと弾力を支える、いわば“美肌の要”といえるコラーゲンですが、20代をピークに加齢によって減ってしまうことがわかっています。資生堂の研究によれば、コラーゲンは10年ごとに約10%ずつ失われるとされており、シワやたるみといった肌の老化サインの大きな要因に。
そこで資生堂は、「産生」「分解」「消化」の一連のコラーゲン生涯サイクルに「育成」という新しい視点を加えて研究を行った結果、「マクロファージ」という免疫細胞がコラーゲンを生成する線維芽細胞に働きかけて、コラーゲン繊維を丈夫にする、つまりコラーゲンに「育成」の側面でアプローチすることを発見したといいます。
今までは、「コラーゲンを増やす」という視点でのアプローチ方法が主流でしたが、コラーゲンを増やしても、その質が悪いとすぐに分解されて消失してしまうのだそう。つまり、コラーゲンを“増やす”だけでなく、“育成する”ケアも、肌の老化を防止するには非常に重要だと、原氏は語りました。
資生堂のコラーゲン研究の話を聞いて、若槻さんは「コラーゲンは子育てと一緒だと思う。丁寧にすくすく育てたい」と意気込みをコメント。
石井さんは、「何歳からでも、諦めずにスキンケアをすればちゃんとコラーゲンが育つというのは、世の中のスキンケアに悩む方たち全員に刺さることだと思う。これを伝えていくことで、皆さんに希望をお渡しできると思うと、今後の活動に新しい光が見えてワクワクする」と、研究結果への感動と美容家としての意気込みを熱弁しました。
○エリクシールが化粧水・乳液・リンクルクリームをリニューアル
エリクシールは、8月21日、化粧水「エリクシール リフトモイスト ローション みずみずしいタイプ ba」「エリクシール リフトモイスト ローション しっとりタイプ ba」と乳液「エリクシール リフトモイスト エマルジョン みずみずしいタイプ ba」「エリクシール リフトモイスト エマルジョン しっとりタイプ ba」をリニューアル発売。エリクシールの新独自成分「コラジェネシス」をプラスし、ゆるぎないハリのある肌に導きます。
■化粧水概要
エリクシール リフトモイスト ローション みずみずしいタイプ ba(医薬部外品)
エリクシール リフトモイスト ローション しっとりタイプ ba(医薬部外品)
参考小売価格:本体 3,410円 つめかえ用 2,970円
■乳液概要
エリクシール リフトモイスト エマルジョン みずみずしいタイプ ba(医薬部外品)
エリクシール リフトモイスト エマルジョン しっとりタイプ ba(医薬部外品)
参考小売価格:本体 3,960円 つめかえ用 3,300円
また、9月21日にはシワ改善有効成分「純粋レチノール」を配合した「エリクシール レチノパワー リンクルクリーム」もリニューアル発売。化粧水・乳液同様「コラジェネシス」を新たに配合して、さらにパワーアップします。
■リンクルクリーム概要
エリクシール レチノパワー リンクルクリーム ba S(医薬部外品)
内容量:15g
参考小売価格:6,600円
エリクシール レチノパワー リンクルクリーム ba L(医薬部外品)
内容量:22g
参考小売価格:8,800円
エリクシール レチノパワー リンクルクリーム ba L(つけかえ用)(医薬部外品)
内容量:22g
参考小売価格:8,470円
栗田優花 くりたゆうか 大学時代、インターンシップで女性向けメディアの化粧品・メイク・スキンケア等の美容系記事の執筆を担当。化粧品検定1級等の資格を取得。2022年にマイナビニュース編集部に加入し、美容系の記事編集を担当。 この著者の記事一覧はこちら