オリコンは10月1日、「オリコン顧客満足度 投資関連ランキング」9選を発表した。
○オリコン顧客満足度調査「投資関連」ランキング

10月4日は「証券投資の日」。
「とう(10)し(4)」と読む語呂合わせから、日本証券業協会によって1996年に制定された。

そこで今回、オリコン顧客満足度調査の投資関連ランキングの中から、「ネット証券」「iDeCo 証券会社」「FX」「暗号資産取引所 現物取引」「暗号資産取引所 証拠金取引」「ロボアドバイザー」「外貨預金」「NISA 証券会社」「NISA 銀行」の9選を紹介する。

ネット証券では、「SBI証券」と「楽天証券」が同点で総合1位となった。「SBI証券」は3年連続16度目の総合1位であり、「楽天証券」は2年連続4度目の総合1位となった。3位は「松井証券」だった。

iDeCo 証券会社では、「SBI証券」が2年連続で総合1位となった。2位は「松井証券」、3位は「楽天証券」だった。

FXでは「JFX」が初の総合1位を獲得した。2位は「ヒロセ通商」、3位は「SBI FXトレード」と「外為どっとコム」が同点でランクインした。

暗号資産取引所 現物取引では、「bitbank」が2年連続の総合1位となった。2位は「GMOコイン」、3位は「BITPOINT」だった。

暗号資産取引所 証拠金取引では、「SBI FXトレード」が2年連続の総合1位となった。
2位は「GMOコイン」、3位は「bitFlyer」と続いた。

ロボアドバイザーでは、「WealthNavi」が5年連続の総合1位を獲得した。2位は「THEO」、3位は「SBIラップ」だった。

外貨預金では、「ソニー銀行」が6年連続で総合1位となった。2位は「SMBC信託銀行プレスティア」、3位は「住信SBIネット銀行」だった。

NISA 証券会社では、「楽天証券」が2年連続の総合1位となった。2位は「SBI証券」、3位は「松井証券」だった。

NISA 銀行では、「三菱UFJ銀行」が初の総合1位となった。2位は「三井住友銀行」、3位は「三井住友信託銀行」だった。
○投資をはじめたきっかけ

NISAの利用者(証券会社3,976人、銀行3,240人)に、「投資をはじめたきっかけ(複数回答)」について聴取したところ、「手元にある資金を有効に運用するため」(証券会社66.7% / 銀行63.1%)が最多、次いで「老後の資金を蓄えるため」(53.2% / 50.9%)、「ゆとりある生活に向けて蓄えるため」(37.3% / 30.0%)といった資産形成や将来への備えを意識した理由が上位に挙がった。

また、証券会社では「金融機関の営業から勧められたため」の割合は6.0%だったが、銀行では20.5%と比較的高い割合になった。

○年代別×NISA 毎月の運用資金

「NISAで毎月平均どのくらいの運用資金をあてているか(単一回答)」について聴取し、年代別で集計したところ、「成長投資枠の一括投資」の証券会社では、すべての年代で10万円以上が最多となった。
銀行では、20代のみ「1万円以上3万円未満」が37.5%で最多、30代~60代以上では、「10万円以上」が最多となった。とくに60代以上では「10万円以上」の割合が41.4%と約半数にのぼる高い割合となっている。

「成長投資枠 積立投資」 「つみたて投資枠」の証券会社では、20代~50代で「1万円以上3万円未満」が最多、60代以上では「10万円以上」が最多となった。「成長投資枠 積立投資」「つみたて投資枠」の銀行では、すべての年代で「1万円以上3万円未満」が最多となった。
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