イケア・ジャパンは10月3日、アフリカのサバンナをインスピレーションにした「SANDLÖPARE/サンドローパレ コレクション」を、全国のイケア店舗およびIKEAオンラインストアで順次発売する。
本コレクションは、家での暮らしの中で子どもたちが遊びを通じて、絶滅の危機にひんした野生動物についてもっとよく知り、関心を持つよう働きかけることを目的として、スウェーデンの民間の野生生物保護センターNordens Arkと共同で開発された。
探求心や想像力を刺激し、日常生活でごっこ遊びを楽しめるデザインの本コレクションは、さまざまな種類の動物のぬいぐるみから、家にあるスツールをシマウマやキリンに変えるスツール用カバー、サバンナの風景を表現した収納用品、子どもたちが自分で色を付けてサバンナの動物について知識を深めることができるアクティビティブックや塗り絵ロールなど計30アイテムが登場する。
同コレクションのぬいぐるみは、すべてリサイクル素材100%で構成されており、そこには中素材、生地、糸、補強材も含まれる。ただし、ぬいぐるみのチンパンジーに限っては、手に小さな面ファスナーを使用しているため、リサイクル素材の割合は99.84%となる。ぬいぐるみの開発においては試験が重要な役割を果たしており、店舗に届く前に厳しい試験が実施されている。また、1997年以降、同社のぬいぐるみの目にはビーズではなく刺繍が用いられている。安全対策として始まったアイデアが、最終的にデザインの向上につながった。
「スツール用カバー」(699円)はパッド入りのリサイクルポリエステル製カバーで、MAMMUT/マンムット スツールやFLISAT/フリサット スツールを柔らかなシマウマやキリンに変身させることができる。かわいらしいしっぽ付きで、手軽に子ども用スツールに個性を与えることができる。
長さ10mの「ぬり絵ロール紙」(499円)には、サバンナのすばらしい動物や植物がたくさん描かれている。子どもがサバンナの動物や自然について知り、ステキな色を塗って息を吹き込めるぬり絵となっている。
「収納バッグ」(999円)は、魅力的なサバンナが描かれた、たっぷり入る実用的で装飾的な収納バッグ。
○ドネーションキャンペーンを実施
本コレクションの発売に合わせて、同社はグローバル全体で、絶滅の危機にひんしているさまざまな野生動物についての理解を高めるとともに財政的支援を目的に、ドネーションキャンペーン「一緒に野生の動物を守ろう!」を実施する。