大谷が豪快な一発!30打席ぶりのアーチでロバーツ監督超えを果たした(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平は現地時間5月4日(日本時間5日)、ブレーブス戦に「2番・DH」で先発出場。2点リードの3回に、日本生まれの選手で球団史上最多となる8号ソロ本塁打を放ち、デーブ・ロバーツ監督が持っていた記録を更新した。

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 メジャー最高勝率を誇るナ・リーグ東地区の強豪ブレーブスを相手に、初回一死、第1打席はチャーリー・モートンの7球目ストレートを打って一ゴロ。0-1と1点を追う3回の第2打席は、一死から四球を選んで出塁。今季6個目の盗塁となる二盗を決めると、4番・ウィル・スミスの適時打で同点のホームを踏んだ。グラウンドを駆け回る大谷が戻って来た。

 2-1と1点リードして迎えた5回の第3打席は空振り三振に倒れ、2-2の同点で迎えた8回一死からの第4打席も四球で出塁すると、二死から投手の一塁けん制球に飛び出したものの、一塁手が落球してしまい、大谷にこの試合2つ目の盗塁が記録された。

 2-3で迎えた延長10回タイブレイクに突入。

大谷は一死二塁の第5打席で、カウント1-2からライセル・イグレシアスの4球目を捉えて中堅への適時打で3-3の同点にした。

 大谷はこの日、第3打席に左翼へ適時打、7回の第5打席にも安打を放ち、4月24日のナショナルズ戦以来、8試合ぶりの猛打賞を記録。打率は.345まで上昇した。

 チームは11-2で大勝。3連勝、4カード連続勝ち越しを決め、貯金を9まで伸ばした。大谷はこの日の一発で、ナ・リーグの本塁打部門でトップを走るブレーブス・オズナの9本にあと1本まで迫った。

2年連続本塁打王のタイトルに向け、順調にアーチを量産している。

 新たな歴史を築いた大谷。好調のチームとともに、これからの活躍にも注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]