充実の陣容を揃えたドジャースは今季も大本命だ(C)Getty Images
昨季ワールドシリーズ(WS)王者が補強評価でも堂々のトップだ。
現地時間2月27日、米紙『USA Today』のゲイブ・ラケス記者とボブ・ナイチンゲール記者は、「MLBオフシーズンの評価:ドジャース、メッツ、レッドソックスが成功を収めている。
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昨年12月には、過去2度のサイ・ヤング賞を誇る左腕ブレイク・スネルと契約したドジャース。さらに佐々木朗希やタナー・スコット、カービー・イエーツ、マイケル・コンフォート、キム・ヘソンを獲得するなど、総額12億2600万ドルを投じた昨オフと同じく目を見張る補強に成功しており、その金満ぶりで他の球団から「悪の帝国」と呼ばれるほどだ。
なお、ヤンキースからフリーエージェント(FA)となっていたフアン・ソトの争奪戦に敗れているスター軍団だが、記事内で同紙は、「ソトと契約しなかったのは、彼が必要ないからだ」と分析。今オフに獲得している大物の名前を振り返り、「オオタニだろうと、誰か怪我をしたとしても大丈夫なくらい才能に溢れている」と選手層の厚さを強調した。
一方でソト獲得に加え、ピート・アロンソとの再契約に成功しているメッツは、次点の「A-」を獲得したが、「ローテーションに疑問符がつく」との指摘も。さらに同じく「A-」となっているのは、ギャレット・クロシェを補強したレッドソックス。最低評価「F-」のカージナルスには、「トレードなし。FA契約なし。望みなし」と厳しい分析がなされている。
シーズン開幕まで1か月を切ったメジャーリーグだが、はたして今季は、どんな戦いが繰り広げられるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]