いきなり菊池から力強い一発を放った大谷。(C)Getty Images
2025年も偉才は“華々しいスタート”を切った。
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大谷とって今春初実戦という注目の一戦でさっそく“結果”を出した。対峙したのは、花巻東高校の3つ先輩にあたる菊池雄星。「花巻東対決」としても日米両球界で話題を呼んだ打席で背番号17は、カウント3-2から投じられた6球目、外角高めにやや甘く入った93.9マイル(約151.1キロ)の4シームを強振。逆方向へ高々と舞い上がった打球はみるみるうちに飛距離を伸ばし、あっという間に左中間スタンドに着弾した。
昨季はリーグ最多の54本塁打、130打点で2冠に輝き、59盗塁を達成。メジャー史上初の「50-50」の快挙を達成した大谷。投手としても再起し、「二刀流」の復活が期待される今季も「打者・大谷」に大きな期待ができそうな打席となった。
いまだオープン戦ではあるものの、やはり“第一打席”でホームランを打つ千両役者ぶりには、現地メディアも狂喜乱舞だ。
ドジャースの専門サイト『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は「オフシーズンに肩の手術をし、再び投手として活躍するべく準備を進めるショウヘイ・オオタニは春季キャンプの初打席でいきなりホームランを打った。ドジャースのスーパースターは、試合をいきなり中断させた」と自身のXに投稿。
3月18日に始まる日本でのカブスとの開幕戦が迫り、着実にコンディションを高めている大谷。偉才の状態はすこぶる良好と言えそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]