大谷のオープン戦1号に米メディアも感嘆した(C)Getty Images
ドジャースの大谷翔平が現地時間2月28日(日本時間3月1日)、アリゾナ・グレンデールでのエンゼルスとのオープン戦に出場。今年初めての実戦で3打数1安打1打点という成績だった。
初回、先発の菊池雄星のフルカウントからの6球目93.9マイル(約151.1キロ)のフォーシームを打ち返すと、打球はグングン伸びで左翼席へ着弾した。
【動画】夕日に向かって舞い上がった大谷翔平の一発!菊池雄星から左翼席へ豪快弾
米メディア『NBC Los Angeles』は大谷について「2025年のカクタスリーグでの初打席は、マーベル映画の公開週末よりも大きな期待を集め、野球界最高の選手である彼の意欲は衰えなかった」と独特の言い回しで伝えた。
そして、「春の最初のスイングで、彼は当然ながら、なぜ自分が野球界最大のスターなのかを全世界に思い起こさせた」とし、「オオタニはかつて所属していたロサンゼルス・エンゼルス相手に先頭打者ホームランを放った。ボールは、彼ならではの自然な勢いでバットから飛び出し、まるで目的地が決まっているかのように、アリゾナの夕日に向かって舞い上がった」と、情緒的に表現した。
今季は5月中に投手としても復帰登板を予定している大谷。二刀流復活のシーズンとなる。3月18日、19日には日本での開幕戦も控えており、“凱旋”試合は打者専念となるが、どんな打棒を披露してくれるのか、期待は高まるばかりだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]