ついにエンゼルスを去るのか。大谷の周辺が騒がしい。

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 気になる情報が舞い込んだ。現地9月15日に本拠地で行われたタイガース戦後に大谷翔平(エンゼルス)が、クラブハウスにある自身のロッカーを空にして球場を後にしたと、複数の米記者が一斉に報じた。

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 今月4日の練習中に右脇腹を痛めて以来、スタメンから外れる苦しい日々を送っている大谷。この日のタイガース戦もメンバーから外れ、11試合連続での欠場を余儀なくされていた。そうしたなかで試合後に米記者たちは予期せぬ光景を目の当たりにした。

 米メディア『The Athletic』のエンゼルス番を務めるサム・ブラム記者は自身のX(旧ツイッター)で「ショウヘイ・オオタニのロッカーが片づけられていた。

荷造りされたバッグもある」と投稿。さらに地元紙『LA Times』のサラ・バレンズエラ記者も「オオタニのロッカーは、数枚のシャツとオールスターゲームのダッフルバックを除き、ほとんどの私物が片付けられている。彼の水筒はゴミ箱に捨てられていた」と、ロッカールームの内情を伝えた。

 この日のタイガース戦に敗れたチームは9年連続での地区優勝を逃していた。そうした状況下での“異変”だけに驚きは少なくない。なお、複数の米記者は「エンゼルスは、なぜこのようなことが起きているのか、またそれが何を意味するのかについて明言を避けている」(サム・ブラム記者)と球団関係者のコメントを紹介。

ロッカーが整理整頓されていた意図は不透明なままだ。

 周知の通り大谷は今オフにFA(フリーエージェント)となる。そんな偉才の去就が注目を集めるなかで、ロッカーを整理して慣れ親しんだ球場を去る意味はなんなのか。右肘側副靭帯の損傷を抱えるなかで欠場が続くエンゼルスの背番号17の一挙手一投足が注目される。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]