渋谷駅から徒歩約5分、渋谷道玄坂に誕生した複合施設・道玄坂通(dogenzaka‐dori)の上層階(11階~28階)に“ホテルインディゴ東京渋谷”がオープン。本ホテルは、時代と共に変化し続ける渋谷の街の個性をクリエイティブに表現した施設で、まるでアート作品のような空間で極上のひと時を堪能することができます。
■渋谷初の「ホテルインディゴ」とは?
今回宿泊したホテルインディゴ東京渋谷は、大手ホテルグループのIHGホテルズ&リゾーツが展開するホテルブランド「ホテルインディゴ」が手掛ける、都内初、国内では箱根、軽井沢、犬山有楽苑に続き4軒目となる宿泊施設。
館内に一歩足を踏み入れると、渋谷らしさを表現したインテリアやアートが目に飛び込んできます。中でも個人的に「おっ!」と驚きを感じたのが、メインエントランスにあるダイナミックなウォールアート。じっくり見ると渋谷のシンボル的存在・忠犬ハチ公がさりげなくあしらわれています。このほかにも、館内のいたるところに“隠れハチ公”の姿があり、「ここにもいる!」「まさかそんなところにも…!」と散策中は驚きの連続でした。
そして13階~28階には、21タイプ全272室から成る客室を用意。上層階にある客室からは、渋谷スクランブル交差点やスカイツリーといった渋谷の日常だけでなく、天気が良ければ富士山も見えるのだとか。また、注目の客室は各階に1室しかないコーナールームで、ベッドの前にある大きな窓から、渋谷の美しい景色や夜景を独占することができます。特別感がすごい。
さらに、客室のアートな面にも注目。
このほかにも、レコード型のランプや“隠れハチ公”がいる内装、スクランブル交差点をイメージした模様など、こだわりの空間に、部屋にいるだけでワクワクが止まりません。
ちなみに備え付けのアメニティは、サステナブル活動の一環として、竹製の歯ブラシ、くし、綿棒のみ。ただし、足りないものはホテルにリクエストすることも可能な上、ホテルの近所には、コンビニやドン・キホーテもあるので困ることはないでしょう。
■インターナショナルな料理が新鮮!
それから見逃せないのがグルメ&スイーツ! 11階にあるレストラン「Gallery 11」では、日本料理からインスピレーションを受けたインターナショナル料理を楽しむことができます。「チキンとサルシッチャのタジン」や「ラムパイ」など、個性豊かなメニューはどれも絶品で、「またあの味が食べたい」とすでに恋しさを感じています。
モーニングの時間帯は、インターナショナル料理をベースに、和食、洋食、ベジタリアンメニュー、スイーツなどをラインナップしたビュッフェを満喫できます。加えて「“渋谷スクランブル”ハニートースト」や「オムレツ」などメインディッシュを1品選ぶことが可能。この日は「“渋谷スクランブル”ハニートースト」を選択したのですが、サックサクのトーストにナイフを入れると、スクランブルエッグやソテーされたきのこがとろ~りと飛び出してきました! まるで宝箱のようなメニューに朝からテンションMAXです。
また、本レストランでは、小型スケボー「ペニー」を使用した一風変わったアフタヌーンティーも用意。渋谷らしさを表現するために工夫を凝らした結果、スケートボードに乗せてスイーツを楽しんでもらうことにしたそう。遊び心あふれる試みがすてきです。
そして、ホテルの3階には、宿泊者以外も利用可能なカフェ「Shibrewya(しぶるや)」があります。こちらでは、ハチ公像をモチーフにした「ハチ公ワッフル」をはじめ、目黒や自由が丘などにカフェを展開する「ONIBUS COFFEE」から仕入れたしたオリジナルブレンド「HITS」のスペシャリティーコーヒーなどを堪能可能。イートインはもちろん、テイクアウトもできるため、渋谷の街の散策のおともにぴったりです。
東京観光の拠点として100点満点の立地にあるホテルインディゴ東京渋谷。2024年のおでかけの際には、ぜひとも候補に加えてみては?